29.甘党 ページ32
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お昼を過ぎた頃。
私は大体、少し落ち着いたこの時間にお昼をとる。
腹時計は性格で、ぎゅるぎゅる音が鳴るとこの時間なんだ。
今日も忙しくてずっと喋ってる感じで喉がカラカラだな。
店長「一知乃さん、休憩いいよ」
「はい。ありがとうございます。」
専用スマホを片手に取り、何にしようか考え始めた。
お腹は空いても忙しくて自分の食べる物考えてなかった。
笹倉「悩んでるねえ」
「ははっ。どーしよう。コーヒーと〜」
お客様の対応と同じく自分のメニューも入力するようになってる。
働いてると割引が大きいから学生の私たち？には大助かりな訳です。
たまに、外に出かけたりすることもあるけど。
「すみません、よろしくお願いします」
笹倉「おっけー、甘党で良かったっけ？」
「はい！」
櫻井「砂糖2つとミルク2つ」
「えっ」
笹倉「そうだそうだ。かなりの甘党だったねAちゃんは」
店長「それじゃコーヒーって言わない気がするけどな(笑)」
「あ、甘党もいいじゃないですか！」
コーヒーは飲めるけど私は甘党派で。
自分では量とかは普通な方だと思ってるんだけどブラック派のこの人達には驚かれる。
休憩行く変わりでいつも作ってくれるんだけど
覚えてくれたのは櫻井さんだけみたい。
でも、答えが早かったから少しびっくりした。
店長「まあコーヒー飲めるだけでも大人かな？(笑)」
「なんで疑問形なんですか(笑)」
櫻井「作っておくから」
「あ、はい！ありがとうございます」
笹倉「行ってらっしゃい」
「いってきます！」
休憩の1時間ってあっという間なんだ。
コーヒー最初は飲めなかったけど
ここで働いてからは飲めるようになった。
慣れてきたらブラックも試してみようかな？
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P.S.
久しぶりの投稿ですみません！
また、よろしくお願いします。
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作者名：あからい | 作成日時：2019年1月10日 18時
