ストロベリー【S】 (ページ25)

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22.寝てる･･･【S】ページ25

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今日はオール勤務により、朝から出勤。

お店もオープンし、お客さんも増えていく。

けれど、今日は接客人数が多い。

朝から勤務だった、彼女は休憩に入っていた。

橋本「今日は上手く回せそうだね！」

「そうですね」

橋本「てわけでさ、どうする？今日オールっしょ？」

「え？まあ…あ、休憩ですか？」

橋本「そう！前も、大丈夫そうだし休憩長いならお昼と夜と2回に分けるのもありじゃない？」

「あー、いいっすよ」

橋本「ありがと。大丈夫っしょ？」

笹倉「うん大丈夫よ～」

「じゃあ、１回休憩行ってきますね」

橋本「うん！お疲れ様！」

時間帯的には忙しいけど、人数多いから俺も休憩に行くことになった。

まあ、１回で全部よりはこの方が増しだからありがたく頂くことにした。

誰もいない所で、「はあ」と一息つき髪の毛をかきわける。

休憩室に行き、彼女がいる為一声かけるも返事がなかった。

カードを登録しなければいけないため、奥部屋へと進むと、
テーブルで寝ている彼女をみた。

「…完璧寝てるな」

反対に顔が向いている為、素顔は分からないけど寝息たてているから。

それに耳にイヤホンらしいものつけてるから俺には気づいていな…。

A「さくらい…さん、」

「えっ…。」

A「ん…、」

「なんだ、寝言か」

俺の事呼ぶものだから驚いた。
けど、姿をみてなんだか笑顔になった。

彼女を起こさないようにそっとカードを押し
別部屋へと休憩に行った。