東京卍會に怪力女医送ってみた。

第37話 ページ43

千冬「場地さん！！！」

武道「でぃああああああ！！！」



俺の体は咄嗟に動き、全身で一虎君に体当たりしていた。

一虎「がっ！！」

一虎君のもっていたナイフと一虎君が吹っ飛ぶ。

一虎「ぐっ！」

そして、スクラップに一虎くんの背中がぶつかった。


千冬「一虎あ！！何でナイフで、場地さんを刺そうとした？」

激怒して、一虎くんの胸ぐらを掴む千冬。


〜一虎目線〜

一虎「場地が俺を裏切ったんだ」

なら当然の報いだろ？


千冬「ぐあっ！」

場地が千冬を殴り飛ばした。

一虎「……え？」

場地がこっちに近づいてくる。

来んな！裏切り者！

近くに落ちてたパイプを広い振り回す！

場地「おっ、あぶねー俺がいつ？」

いつ？









そういや

慎一郎君を殺した時を思い出す。






慎一郎君の頭から流れる鮮血……

俺は、起こったことをなかなか受け入れられなかった。


これじゃー俺がマイキーの敵じゃん……

嫌だ、嫌だ！嫌だ！！！

一虎「何でだよ！マイキーのためにやったのに！！」

怖い！怖い！！怖い！！！

そうだ！！

こんな行動をしたいと思わせるぐらい好きにさせたマイキーが悪るいんだ。


そのぐらい好きにさせなかったらこうはならなかった。


一虎「全部……全部マイキーのせいだ！！だから……マイキーを殺さないと」

涙が出てきた。

バジが俺を抱きしめる。

場地「そんな、悲しいこと言うなよ……この先どんな地獄が待っていようと……俺は！！最後まで一緒だから！！」


いつもそうだ……なんだかんだ言ってずっと一緒にいてくれた……


1番大事なものを俺は壊すところだったんだ……


俺は場地の手を取った。


〜武道目線〜


場地君の手を取り一虎くんが立ち上がった。


もしかして場地君の死、回避？



でもこの流れだと俺と千冬VS場地君と一虎君になるんじゃ……



でもその前に、俺のやることは……


マイキー君を止める！！



でもどうしたら………

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