東京卍會に怪力女医送ってみた。

第3話 ページ5

部屋に行く途中ソファーに寝っ転がって眠っているマイキー君を見つけた。


人の寝顔を見るのは好き……
一番自然な顔って感じするし。

ちょっと見たいな〜


少し近づいてみた。

タオル持ってる、可愛い……

少し寝顔を立って眺めていると
マイキー君が起き上がりタオルを置いて

ぎゅっ


え？


私の腰あたりにマイキー君の腕、お腹に顔。



鼓動が早くなって顔が熱くなる。


マイキー「いい匂い…落ち着く……zzz」

！？

少しずつマイキー君の温度が伝わってくる……


あとさ、さっきよりも熱い……

心臓なんかやばそうだから離してくれ……

でも起すのは可哀想。
どうしよ……

エマ「へぇーマイキータオルよりAちゃんが良いんだー」

A「え！？」

エマ「朝まで離してくんないよ抱き枕だね！」

A「だ…抱き枕！？……」


さらに自分が熱くなった、37度は超えてると思う……




ドキドキ通り越して落ち着いてきたかもしれない。


会話は少し間が空いた。


そして、エマちゃんの表情が変わったことに気づく……

優しさを前以上に感じる、言葉で表現するのは難しい表情……

なんていえばいいんだろう……

わかんないけど素敵。




エマ「マイキーは人前で強いところしか見せない。」

A「……」

確かに第一印象頼れる強いリーダーって感じがしてたな……

エマ「でも本当は本当は、マイキーは今でも使い古したタオルとか握りしめてないと寝れない弱い男の子…」


A「え……」


心が締め付けられた。


それと同時になんていう表情なのかわかった気がする。

大切にしている人にする顔だ……


エマ「だから、今日はよろしく……」

A「うん(ニコ)」

エマ「じゃあお休み〜」

A「お休み」


エマ「あ、毛布持ってくるわー」

A「ありがとう！！」

エマちゃんがわざわざ毛布を持ってきてくれた。

ドラケン君だっけ？

エマちゃんがドラケンくんのこと好きなのは、察した。

今日すごく泣いてたから……

エマちゃんとドラケン君両想いだろうな多分。

エマちゃん可愛いいし……




エマ「はい！モーフ！じゃあお休み！」

A「うん！いい夢見てね！」


エマちゃんは部屋に戻った。




2人きりかぁ……


マイキー君爆睡だけど
寝れるかな私。

そーっと隣に座ると自然と膝枕体制に変わる。

置いてあるタオルをマイキー君にかけた。


ははっそういえばマイキー君の髪柔らかい……





眠くなってきたや……



zzzz

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