東京卍會に怪力女医送ってみた。

第18話 ページ20

三谷「え！」

武道「えっえ！？」

万次郎「タケミッチ、A今日からお前らは正式な東卍のメンバーだ！よろしくな！」

三谷君眉毛ピクピクしてる面白い……

武道「よろしくお願いしやーす！！」

A「お願いします！！」

三谷「なんで盗み聞きなんかしちまったんだろ……苦笑い」

万次郎「三谷、抗争の時はAの護衛宜しくな！」
三谷「お……おう」

わたしの安全を考えて弐番隊にしてくれたんだ……
優しいな万次郎……

胸がギュッてなった。


でも、三谷君も、抗争だとわたし守るの大変なんじゃ……
足引っ張らないように空手頑張るぞー！！


A「万次郎ありがとう！照
はいジュース(ニカ)」

万次郎「……照ありがと」


A「2人も飲む？ポカリとコーラあるよ？……あ、でもゼリーのがいい？」


三谷「じゃーポカリ」

ポカリを三谷君に渡す。

武道「いいんすか？」

A「うん」

武道「じゃあコーラで」

万次郎「コーラ好き？」

武道「好きっすよ」

マイキー「へぇー俺の兄貴もコーラ好きだった。(ニカ)」

武道「……そうなんっすね……」


この感じ……

やばい泣きそう……

こらえろ、こらえろ……

災厄のことを想像してしまった。

万次郎のお兄ちゃんの死……

わたしが泣くことじゃない。
泣きたいのは万次郎だよ……涙

バカ何泣いてんの？私


マイキー「え？Aどうした？」

A「……涙えっと……涙」

万次郎「何泣いてんの？」

なんて言えばいい？目にゴミが入った？
どうしよう涙溢れて来ちゃう。

死んでないかもしれないじゃん

A「……涙万次郎のお兄ちゃん生きてるよね？涙」


万次郎「死んでる。」

A「……涙」

私は万次郎を後ろから抱きしめた。

万次郎「……」

A「私が万次郎だったら泣いちゃう涙」


万次郎「は？……
やめろよダセーじゃん」

A「……どうしたって多分私の目には君がカッコよく写るから安心して。涙」

万次郎「……俺が泣き虫だったらお前どうすんの？」

A「一緒に泣くか、泣いてるとき抱きしめる。涙」


万次郎「……バカ涙」

万次郎はわたしの腕を優しく掴んだ。

A「万次郎……しばらく抱きしめていい？」

万次郎「好きにしろよ涙」


タケミチ「マイキー君号泣」

万次郎「何お前も泣いてんだよ！！涙」

三谷「……」

三谷君はマイキー君の頭に手を乗せた。

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