守りたい人 ページ26
memory 深瀬
俺は夢を見た
そこにはAちゃんがいた
深瀬)Aちゃんどこに行くの?
A)深瀬・・・私もう・・・行かなきゃ・・・今までありがとう!
さようなら・・・
そう言ってAちゃんは誰かに連れて行かれた
深瀬)待って・・・行くなよ・・・俺が・・・俺が守るって・・・言っただろ?
どこにも行くなって言っただろ?なんで・・・
急に体がビクッとした
(なんだ・・・夢・・・)
俺はもう一度目を閉じたが寝れなかった
(外にでも行こうかな・・・)
俺は部屋を出た
庭につくと長い髪をして空を見ている人がいた
深瀬)Aちゃん?
俺の声に反応して振り返るとAちゃんがびっくりした顔をしていた
深瀬)何してるの?こんなところで風邪引いちゃうよ
Aちゃんの肩に持ってきていたパーカーをかけた
A)ありがとう
そう言ったAちゃんは少し寂しそうに見えた
A)今日・・・お父さんに見つかっちゃったね
ごめんね皆に迷惑ばかりかけて
俺はなぜかAちゃんが消えてしまいそうな気がした
深瀬)そんなことない!
急にAちゃんの目が潤んだ気がした
A)私なんか・・・生まれて来なかったらよかった・・・
誰も必要としないのに
深瀬)なんで?そんなことないよ俺は!Aちゃんがいなかったら
誰かを守ろうとか好きになるとかなかったよ
Aちゃんはびっくりしている顔をしてふにゃっと笑った
するとAちゃんの目から涙がこぼれた
A)深瀬はいつも優しいね・・・私も深瀬がここに連れて来てくれなかったら
私は多分今頃生きてなかったと思うな・・・
深瀬)・・・?Aちゃん?なんで・・・
A)えっ・・・?
Aちゃんは泣いている事に気がついていなくてびっくりしていた
A)どうして・・・どうして・・・涙が止まらないの?
泣いているAちゃんを見ていると俺はじっとしていられなくなって
Aちゃんを抱きしめた
深瀬)もう・・・大丈夫だから・・・俺がちゃんと守るから・・・
そう言うとAちゃんは緊張が溶けたように今までためてきた涙を流していた
その後Aちゃんを抱きしめるように寝るとAちゃんは安心したように眠っていた
俺はこの時Aちゃんを"絶対守り抜こう"そう誓った
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深瀬くんのお嫁さん - 深瀬くん 彩織ちゃん なかじん loveちゃん 助けてくれてありがとう 深瀬くん私を抱っこして高い高いして (2022年7月14日 18時) (レス) id: 07d644c9cc (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - すいません!この作品前のアカウントで消す方法がわからなくて・・・フラグがついていることに最近気が付きました。パスワードも忘れてしまって・・・どうすればいいでしょうか? (2017年8月27日 19時) (レス) id: 594c5df8d1 (このIDを非表示/違反報告)
伽月(プロフ) - オリジナルフラグが誤設定されていますよ。 (2017年8月26日 21時) (レス) id: fd7b9db9ec (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - コメントありがとうございます以後気を付けます! (2017年7月24日 11時) (レス) id: 9bad847f6b (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥皐(プロフ) - さおりちゃんの字が違いますよ 沙織じゃなくて彩織です。 (2017年7月24日 4時) (レス) id: ecade1a7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sana x他1人 | 作成日時:2017年2月23日 22時