21 ページ22
ウォヌside
俺はPLEDISのオーディションを受け無事受かることが出来た。
受かったということは練習生になるって言うことだ。
練習生になるって言うことはソウルに上京するということ。つまり家族やAから離れるということ。
正直経験として受けた結果が合格でもちろん嬉しかったけど大事な人と離れるのはなかなかに辛いし不安だ
まだ上京して宿舎で過ごすって言うことをAだけに言っていない。両親には受かったからには最後まで頑張れと応援されたが、Aに言う勇気はまだなかった。
「ウォヌヤどうしたの??最近元気ないね??ゲームしてるのに楽しそうじゃない」
ウォヌ「えっ…あぁまぁ考え事があって」
「考え事?テストで悪い点とったのお母さんにまだゆってないこと?」
ウォヌ「なんでお前知ってんのそれ」
「ボヒョクが言ってた」
ウォヌ「アイツ…はぁその事じゃなくて別のこと」
「仕方ない!親友の私に話してみて!!ほら!」
ウォヌ「じゃあこっち来て」
そういいウォヌは手を広げた
「ん?それはどういうこと??」
ウォヌ「はぁ、俺が行く」
ウォヌはAを抱き寄せながら頭を撫でながら言った
ウォヌ「俺さソウルに行くんだ」
「えっ?ソウル?」
ウォヌ「ソウルで練習生として向こうに住むことになるんだ。だから今みたいに毎日会えなくなる。」
「ウォヌに会えなくなるのか…でも永遠に会えなくなる訳じゃないでしょ??」
ウォヌ「まぁそうだけど、練習に追いつくのが必死で帰れる日が設けられても帰れなかったりするかも」
「なんでそんな事言うの笑 でもアイドルになるには仕方ないことだもん!!ウォヌがしたいことをするべき!」
ウォヌ「俺と離れて寂しくないの…?」
ウォヌはAの髪を耳にかけながら言った
「今日のウォヌ変だよ?」
ウォヌ「そうだよな 今日なんか変かも Aもう遅いしおばさんも心配してるだろうから帰った方がいいよ 途中まで送る」
「ほんとだ もうこんな時間だ お母さんに怒られる前に帰らなきゃ!」
そしてAを家の近くまで送り
ウォヌは月を見上げ 学校で習った言葉を思い出した
ウォヌ「A ちゅきがきれいですね」
「ん?ウォヌ日本語覚えたの!?そうだねぇ今日満月だからすっごく綺麗に見えるね!」
Aはその意味をまだ理解していなかった
ウォヌ「ㅋㅋㅋㅋ伝わらなかったか」
「ん?何が?」
ウォヌ「風邪ひく前に早く家に入りな おやすみA」
next…
302人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コッペパン3 | 作成日時:2023年4月9日 7時