アネモネ36 ページ36
次の日学校に行き、ミッドナイト先生に事務所募集について聞いてみることにした。
「いいけど、生徒だから。って入社試験容赦しないわよ?」
「はい!ありがとうございます!」
ミッドナイト先生は、その後も自分の事務所について色々教えてくれた。
美男美女ばかりなのはたまたまよ!なんて怒られたけど、私はミッドナイト先生の事務所を第一希望にした。
…絶対受からないと。
みんないろいろ決めてきた中、やっぱり私も決めなければいけない。なんて思っていたから、決まって嬉しい。
かっちゃんに報告しにいこーっと。
「あっ、かっちゃん!」
かっちゃんを見つけ、かっちゃんを呼ぶと、かっちゃんは後輩に呼び出されていた。
……しかも、可愛い女の子に。
いや、え??
頭の中はパニックだったし、付き合ってる人がいるのは知ってる人がいても、かっちゃんがお父さんだってことは、この学年の一部しか知らないだろう。
だから、後輩には呼び出されても仕方ないんだけど。
いやいや、でも、かっちゃん。
私がいながら
使っていない教室に二人きりで入るかなぁ…?
今日一番のショックを受けながら、私は教室へ戻った。
今日一番嬉しいことがあったのに、今日一番悲しいことがあるなんて。
プラマイゼロだよ。ほんと。
かっちゃんのバカ。
127人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りなつぁん(●´ω`●)(プロフ) - この作品最高でした!もぉーーー!!!作者さん尊敬しちゃう!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月3日 19時) (レス) id: 5ecd6ef3df (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - ryeさん» 申し訳ございません。内容はそのままで数字を間違えていました。ご指摘ありがとうございます(´˘`*) (2018年9月1日 11時) (レス) id: 276cbd697b (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 13話が飛んでしまっているみたいなのですが…。 (2018年9月1日 7時) (レス) id: b3f0c6fde1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レイラ | 作成日時:2018年8月12日 21時