アネモネ24 ページ24
体育祭が終わり、教室に戻ろうと思うと、そこには相澤先生がいた。
「おう、ちょっとこっち来い」
「…あ、はい」
なにか怖い雰囲気を放っていて、とてもじゃないけど、話しかけれるような雰囲気ではなかった。
疲れているのもあるんだろうけど。
「これ、校長から預かった。とりあえず考えとけ」
少しみんなから離れた場所で渡されたのは、書類で。
まさかのまさかだとは、思うけどそろっと中を除く
「これって…」
「お前のヒーロー科編入の書類だ。嫌なら嫌と言って構わない」
私は、涙も溢れずにただ書類を眺めていた。
「が、俺はお前とまた一緒にやりたいと思ってる」
なんて相澤先生は言っだ瞬間、私は涙が溢れてしまった。
ずるいよ、相澤先生。
「私、またヒーロー科になれるんだ…」
「おう。ただ、育児で忙しいから。とか通用しねぇからな」
「はい!ありがとうございます!」
なんて言って、相澤先生はどこかへ行ってしまった。
凄く嬉しくて、私は書類を握りしめて教室まで走った。
早く家へ帰りたかった。早く、早くヒーロー科に戻りたかった。
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りなつぁん(●´ω`●)(プロフ) - この作品最高でした!もぉーーー!!!作者さん尊敬しちゃう!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月3日 19時) (レス) id: 5ecd6ef3df (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - ryeさん» 申し訳ございません。内容はそのままで数字を間違えていました。ご指摘ありがとうございます(´˘`*) (2018年9月1日 11時) (レス) id: 276cbd697b (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 13話が飛んでしまっているみたいなのですが…。 (2018年9月1日 7時) (レス) id: b3f0c6fde1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイラ | 作成日時:2018年8月12日 21時