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いくら特任課の近くに人が来ないといっても
どうも中にアレを置いておくのは抵抗があった
単純に狭い
だから廊下に出したんだけど…
「なんというか、『番人！』って感じがしますね」
「そうなんだよねーなんか威圧感あるからさ、さっきロビーにも置いてきたよ」
「何考えてんだオッサン何個作ってんだよ。それに百歩譲って職員はまだいいとして、一般人が見たら警視庁はバカの集まりと思われるわ」
「考え方変えると『威圧感すげー流石警察』ってならないかなー？」
「ならないと思いますが」
「瞬時の翔くんからの否定！」
そう言って部屋の隅でいじけ始めた
けど、そのカボチャ
ロビーにあるってどんな感じなのだろうか？
警視ぐらいしかそういう事をやらないから
まぁ誰がやったかは皆分かってるだろう
それにしても大体受け付けの子や
居合わせた職員が止めるかしなかったのだろうか
止められないにしても俺達に連絡がくるだろうし
…心配になってきた
「警部。ちょっと見てきますね」
「俺も行きますよ。その場で粉々にしてやります」
「そういえば、こういうカボチャは食べる用では無いんですよね」
「観賞用だったり大きさ比べ用だったりですね」
警視はまだいじけていたので
とりあえず声だけかけてロビーへ
行ってみると、思っていたよりデカかった
というか、ちょっとした人だかりが出来ている
てかアソコ
年末年始に正月飾りをしたりする所だよな
ほんとに目立つ所に置いてある
「あの…」
「あ、櫻井警部補。二宮警部。おはようございます」
「おはようございます。あの…この人だかりは…」
「あぁ。このカボチャ、大野警視作ですよね？かなりの芸術的大作だと、皆集まって来たんですよ」
「そ、そうですか…」
…普通に鑑賞
んー…しかしここまでくると
なんか俺達の方がおかしい気がしてくる…
…いやダメだろやっぱり
いくら警察フレンドリー目指していても
コレは色々ダメだろ
すると警部がスタスタと人だかりの中央
つまりは化け物カボチャに近付いて行き
「ハイ、皆サンちゅうもーく」と言った
いや、既に注目されてますよ
「二宮警部、どうされました？」
「皆サンにこれから面白いものを見せて差し上げようかと思いましてー。ちょいソコ、開けて貰えます？」
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櫻華(プロフ) - うい。さん» うい。さん、お越し頂きありがとうございますー(*´ω`*)このシリーズ、常にハイテンションでお送りしておりますゆえ、気に入って頂けて嬉しいです。暖かく見守ってやって下さいm(*_ _)m (2019年6月1日 1時) (
レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
うい。(プロフ) - わー(*´-`)このシリーズハマってしまったので、嬉しいです！ほのぼのふわふわな日常感がとてつもなく好きです( ´∀｀) (2019年5月31日 23時) (レス) id: b89451bce3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2019年5月31日 8時
