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「私からも宜しいでしょうか」
「…何だ」
俺から少し離れて
自分に被害が及ばない様にしていた秋人が
『家』用の口調で言ったが
……口元、笑ってるぞ
秋人の方を見た時は若干眉間に皺を寄せていたが
その小さな笑いに気付いた様で
「翔様」
「…ん？」
「ちょ、待てお前ッ」
「……二宮、黙れ」
「……はい」
呼ばれた時は、いつもの顔でキョトンとしていたが
秋人の口調と表情
それから、恐らく若干の笑み…
悪戯を思いついた様なソレを見て
更に和也さんの焦った様な言動から、切り替え
2人共だけど
その切り替え、何年経っても俺らはまだまだだなぁ…
「私の目と耳が正常に働いていたならば、こちらでもとてもよく似た事象がありました」
「ちょ、ッ……！」
「ほぉ……」
焦りながらも睨んで威嚇してたけど
翔さんの、これまたひっくーい声に
恐る恐る振り返り、
「二宮。座れ」
「………はい」
未だに正座している自分の前に目線をやり
その圧に負け、同じ様に正座をする
……翔さん、立たないのは足が痺れてるな。多分
「何か言い訳はあるか」
「………バッテリー切れはしていません」
「それについての非は認める。で、それだけか」
「………夕飯」
「………ん？」
「夕飯、何がいい？しょーちゃん？」
「…う゛、………」
背を向けている状態だから
和也さんの表情は見えないが、翔さんの表情は見える
それは『櫻井翔様』ではなく
『櫻井翔』に戻っている
確実に和也さんもだな
だから翔さんは怯んだ
「あれさ、ズルくないか？」
「まぁ…あの人だから通じるんだろうけどな」
「だよなー」
色々な場面での切り替えが年々早く、上手くなっているが
この2人の間でのソレはまた特殊に思える
「簡単に表せないよなぁ、あの雰囲気」
「だな。和也さん以外がああいう話の逸らし方をしようとしても、翔さんには通じないし」
「逆もだよな。……でも今回の翔さんのはやっぱ注意だな」
「………この後の俺に対しての説教が怖いわ」
けどあの感じでは、本家に連絡はしないな。多分
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櫻華(プロフ) - orangeさん、ありがとうございますm(*_ _)mこちらの2人は今までと違う？感じにしようと(o´艸`)orangeさんが思っているので正解ですよー^^*これからもよろしくお願いします ☆ (2019年2月19日 8時) (
レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - �彊楾圓�めでとうございます(^^)こちらも面白い設定で楽しみに読ませて頂いております。MとB分かっておりますよ〜それぞれのお立場の頭文字ですよね(*´艸`*) (2019年2月19日 1時) (レス) id: aebc6adb47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2019年2月18日 6時
