Clumsy【ars】 (ページ34)

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結構濃密な話してたけどさ

時間見たらまだ日付けは変わってなかった

それでも明日の仕事に響くといけないから
ゆっくり松潤の用意したツマミを
食べる事は出来そうもなくて

そしたらこの料理長
四等分にして、お持ち帰りにしてくれた

なんだここ
レストランか？松本シェフが切り盛りしてるんですか？

でもま。有難く受け取って

俺達はタクシーで帰る事に

その数日後の皆での仕事の時

なんとなく早めに集まった俺達

そん時さ

「俺達…やっぱりお互い大切なんだ。でも…それでも一度は決めた事だから」

「ですから、…私達、メンバーとして……、います」

それを聞いた二人は

「そっか…」と

相葉ちゃんや松潤も、
その発端となったのは自分達だと思ってる

それと同時に、やっぱり翔くんとニノの中にも、
原因の発端は自分達にも少なからずあると思ってる

いくらこの前話したって言っても
やっぱり割り切る事が出来ないのは分かる

完全に『元に戻る』ってのは無理に等しいだろう

それでも、俺達はお互い話す事が出来たから

「けど。それは、『今』は、だから」

「この先、何があるか分からない。と言う事で」

そう続けた二人の顔は

穏やかな笑みを含んでて

そして、真っ直ぐに前を見据えた真剣な瞳をしていた

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