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松潤がキッチンに行って、リーダーもそれに着いて行って
二人と一緒になった時も
かなり……緊張して。それを二人も感じ取ったと思う
それに気付いた時
何でだろう？少し、気持ちがほぐれた様に感じた
『あの時』は
上手くは表現出来ないけど…
こういう時に鋭い二人にイライラしたのに
今は
こういう時に鋭い二人に何度助けられただろう、って
思い出した…
「何の仕事だったの？」
自然と出た言葉に、自分でも驚いたけど
それと同じぐらい驚いた二人がこの時は分かって
けど、すぐにそれに答えてくれる二人に
まだ緊張はするけど、少しは『前』みたいに話してた
戻って来た二人が珈琲を配ってくれて
それにお礼を言って、飲もうとしたんだけど
「ん？ニノ、どうかした？」
と、ニノの隣に座っている翔ちゃんが聞いた
見ると、少し眉間に皺を寄せて
俺の隣に座っている松潤を見て
それに、松潤が苦笑しながら
「お前が言ったんだろ。胃の休憩だ、って」
見ると、ニノの珈琲にはミルクがたっぷり入っていて
そう言えばいつもニノは濃いブラックを飲んでたなぁ、と
「…嫌味ですか？」
「いや。単純に心配してるんだよ」
その会話に、俺は目の前の翔ちゃんを見ると
翔ちゃんも不思議そうにしてる
因みに
俺の正面には翔ちゃん
松潤の正面にはニノ
リーダーは、向かい合わせになっているソファとは違う、一人用のソファでのんびり珈琲を啜ってる
時々友達が何人か来るから、って言う松潤ん家のソファが
こんな形で役にたってるのが、
何でか分からないけどおかしかった
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年10月12日 23時
