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親子じゃないんだから、【MS】 ページ39
※(親ではないですが、【MS】続き)
*
あまり気にしないし
気付いたら過ぎていた
……と、この歳になるとままあるものの一つに
『自分の誕生日』があると思う
そりゃ全員が全員に当てはまる事じゃないのは
大いに分かってる
俺を例えに出すのはあまり正解では無いだろうけど
仕事柄、まあ大体1ヶ月前ぐらいから
『誕生日おめでとうございます』を聞く事が多くなる
それはとても有難い事で
しかも、これまた俺個人としては
ガキの頃から
一番祝って欲しい人からの『おめでとう』を貰えて
それからまぁ…何年もかかったけど
その人からの『おめでとう』は
一番近くからの、一番欲しい想いで
その人からの、その一言が
『最高のプレゼント』
と言っても、決して大袈裟ではなく
当日、一緒に
……という事が、これまた難しい職業だけど
こういう穏やかな気持ちで
誕生日を過ごす事が出来る様になったのは
やっぱり、ちゃんと成長してるんだなぁ。と
……まぁ、つい最近思える様になったわけですよ
、
と、そうは言っても
自分の誕生日に大切な人と過ごしたいと思うのは
やっぱりしょうがない訳で
それは幾つになっても変わらないだろう
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年10月12日 8時
