櫻色の君を想ふ 3【ars】 (ページ41)

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俺のコーヒーもちょうど無くなったから
自分の紙コップも持ってポットの方へ

すると背後から「俺もー」と
まーた3人分の声

「自分でやれよ」

「えー。ついでじゃんよーオカンー」

「オカン言うな」

翔さんのオカンになったつもりはないが
相葉くんにオカン呼びされる程世話をやく気もないわ

「はい」

「あんがとー」

アイスラテを渡すと、ニコーっと

まー嬉しそうに笑うからさ

もう、なんつーか…

「一気飲みして腹壊さないでよ」

「しねーよ！オカンめ！」

「はいはい反抗期コワイねー」

ぽんっと軽く頭を撫でて
席に座って自分のコーヒーを啜ると

「…ん？どうかした？」

「……へ？あ、いや、…」

ポカンとした顔でコッチを見てる…って

なんでカップ両手で持ってんの

そういうのほんとやめなさいよ
溜め息尽きないわ

………でも可愛いからジレンマ

「J、そういうのは家でやってクダサーイ」

「「そーだそーだ」」

「ウルサイ」

コイツら相手じゃあんま意味ないけど
少しでもの牽制だ

それに目の前の人にも意識させとかないとな
ま、少しは効果あったみたいだけど