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あー、こりゃ廊下走ってるな
転けなきゃいいけど
「ショウちゃん！」
「どしたのカズ……って、おー」
「ふはっ。こうして見るとスゲーな」
まだ麦わら帽子被ったまんまで
その手には数本だけど、リボンと同じ色のヒマワリ
それを片手で大事そうに持って、片手にはカード
「ショウちゃんでしょ！このカードの字、ショウちゃんのだもん！」
「どれどれ。あ、ほんとだ」
「サトシくんみたいに達筆じゃないかんねー」
「でもよくあったね。時期、まだ少し先でしょ」
「この前花屋に行ったら、もしかしたら早咲きのが入ってくるかもって聞いたからさ」
時間指定で頼んどいたけど、ドンピシャだったな
「これ………ひまわり？」
「そ。これが『お楽しみ』のやつ」
「もう少し、って言ってたやつ？これが届くって事？」
「んー、半分当たりかな」
「半分？」
俺達の会話に「あー成程」とサトシくんが分かったみたいでさ
「行かなかったの？」って言われたから
「やっぱ咲いてるのをいきなり、の方がインパクトあるからね」
「それは言えてる」
「え、何？何？」
「カズ、ぴょんぴょんして可愛いけど落ち着け」
「か、かわいくない！///」
「ショーくん、不意打ちは上手いよね。普段へたれなのに」
「貶してるよね？絶対貶してるよね？？」
「カズ、あそこの裏ね。ヒマワリ畑になってるんだよ」
「前にテレビで観たやつですか？」
「そうそう」
「そしてスルーしたよね」
そう言うと、サトシくんが俺の方向いたんだけど
……なんかニヤニヤしてんだけど
「それにしても、向日葵……ねぇ」
「………なに」
「いや？バラはショーくんにはまだハードル高かったかー」
「ひまわりに何かあるんですか？」
「んー？ショーくんに教えてもらった方がいいよー」
サトシくんにそう言われたカズは、なんかキラキラした目で俺の方を見てきたんだけど
あー……出たか。好奇心旺盛で知らない事吸収したがるからなぁ
いい事なんだけど……
「ショウちゃん」
「自分で調べなさい」
「ヒントは？あとバラがどうかしたの？赤いやつだよね？」
「さーて、俺は花瓶の準備してくるねー」
「ちょ、」
「ショウちゃん、本貸して。調べる！」
「あー……花の本、あったかなぁ……」
「本棚にあったの見たよ？」
「……記憶力こわい」
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櫻華(プロフ) - のんさん» サトシくんは、可愛い弟2人に癒されながらも進展しなさいよ！なお兄ちゃんなので、そのうち家を何日かあけそうですね。カズくんあるんでショーくんのお世話もバッチリ☆楽しんで頂けて良かったです(*.ﾟ∀ﾟ) (2018年6月17日 19時) (
レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ヴァージンロードはヴァージンで歩きたい派ww智君最高wもう爆笑(∩∀｀*)あっちのニノちゃんもこっちのニノちゃんもそっちのニノちゃんもおめでとう！このサイトあちこちにニノちゃんいますしね(｡-ω-｡) 楽しい誕生日話でした♪ (2018年6月17日 18時) (レス) id: 4e18fefbbe (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - のんさん» お兄ちゃんは弟くんをからかいますが、実は一番近くで守っている存在ですからねー。そんな弟とその恋人が可愛くて仕方ないのでつまりお兄ちゃんはすごいのです！← (2018年6月11日 21時) (レス) id: 643a141105 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 櫻華さん» ふふふ(ΦωΦ)焦ってるしょさんに「しょーくんちょっとは落ち着きなよー」とか言ってるさとっさんとか最高っすよね…んで最後の良いとこは弟に譲るいいお兄ちゃん的な…(*´-`) (2018年6月11日 21時) (レス) id: 4e18fefbbe (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - のんさん» お兄ちゃんでしかも双子ですからね、なんでも分かってしまうよサトシくん！おお、カズくん褒められてるよ！え？弱る？それはリクですね？(ΦωΦ)フフフ… (2018年6月11日 21時) (レス) id: 643a141105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年6月1日 7時
