求愛3 ページ3
どうもこんにちは、綾瀬Aと申します。
今日も今日とてブルーロックのマネージャーを頑張らせて頂いております。
現在チームを複数に分け模擬練習試合中です。
本音を言えば氷織くんを一生愛でて一生崇めていたいところだけど、わたしはマネージャーなのでそこはしっかりと区別つけてやらせて頂いています。えらい。
『あ、凪くん決めた』
試合風景を見ながら選手ひとりひとりの動き、調子を記録していく。
チームBの先取点は凪くん。ふわっと得意のトラップでゴールを奪った。
同じBチームの蜂楽くんや氷織くんとハイタッチをする姿を見てなんだかわたしまで感激(?)
にしても相変わらず綺麗に点をとるなぁ、なんて思いながら凪くんの記録を細かく書いていると頭上に気配を感じた。
視線を向けると試合がないため休憩中の玲王くんだった。
『玲王くん』
「よ!隣いい?」
『うん、いいよ』
律儀に隣に座る許可をとってくれ、OKすると「さんきゅ!」と嬉しそうに隣に腰を下ろす玲王くん。さり気ない気遣いが彼のモテ要素を彷彿させる。
「すっげ、こんな細かく書いてんの?」
わたしの記録を覗きながら驚きの声をあげる玲王くんに対し、『ごく一般マネージャー視点だけどね』と笑いながら返す。
中学の頃からサッカー部のマネージャーを務めていたのでそれなりに知識もあるし、観察力もある、はずだ。
現にそれを絵心さんに買われてここにいるわけだし。
「ふ〜ん、頑張り屋さんだよな、Aは!」
とニカッと笑いながらわたしの頭をぽんぽんと撫でる玲王くん。
少し驚いたけどお兄ちゃんのような温かさに少しほんわかしているとフィールドの方から呼ぶ声が聞こえた。
「Aちゃーん」
『氷織くん!!!!!』
そう愛しの氷織くんのお呼び出しです。
わたしに向かってフィールドから手を振る氷織くんに感激しながらダッシュで向かう。
え?なに?贔屓だって?うるさい贔屓だよ悪いか(わるい)
「堪忍ね、ちょっと足捻ってしもたみたいで」
申し訳なさそうにしながら痛そうに綺麗な顔を歪めて左足を指さす氷織くん。
い ち だ い じ だ !!!!!!!!
『大丈夫!?』
この世の終わりかのような勢いで氷織くんに問うと「平気やよ、でも肩貸してもろてもええ?」と首を傾げる氷織くん。
『もちろんです!!!!!!!』
・
文字数…(泣)
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るあ - コメント失礼します!これは終わりって感じかな!?この先は想像にお任せします的な!!この作品すっごい好きなので頑張ってください!!! (9月10日 22時) (レス) @page18 id: b2fdbadc01 (このIDを非表示/違反報告)
らな - 初コメ失礼します!!!!ひおりん尊い…!!!続きが気になりすぎて眠れません!笑🫠更新楽しみにしてます!!頑張ってください!!!! (2023年4月9日 17時) (レス) @page18 id: 28ad937016 (このIDを非表示/違反報告)
えだまめこ(プロフ) - 雨留香さん» コメントありがとうございます!^^ とんでもないです神様はひおりんと読者の皆様です…!!! (2023年4月1日 16時) (レス) @page11 id: b8531dad64 (このIDを非表示/違反報告)
雨留香 - ひおりん最高です!!!!!!貴方様が!!!!!神様でしたか。。。。。。 (2023年3月29日 14時) (レス) @page6 id: 6cf39c0222 (このIDを非表示/違反報告)
えだまめこ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます…!わたしもこの作品を愛してくださる方とひおりんを愛してます…!これからも応援お願いします(♡) (2023年3月25日 14時) (レス) id: b8531dad64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えだまめこ | 作成日時:2023年1月29日 20時