チベスナ5 ページ6
.
角名side
体育祭も無事に終わって、インハイ予選が始まればAさんと会う機会は極端に少なくなった。
でも極稀に、
『お邪魔しまーす。、、アランくんのスパイク拾いに来たでー!』
Aさんが男バレの体育館に顔を出しに来る。
最近では、アランくんのスパイクだけじゃなくて、双子のサーブ練にも付き合ってる。
Aさーん!とはしゃぐ双子。
仲良いのが俺だけじゃなくて、ちょっと嫉妬した。
『、、あ。倫太郎やん。』
それでも、やっほー。って俺にだけ手振ってくれる所はずるいと思う。
.
コートの外からしばらくAさんを見つめていれば、
疲れたー。と言って俺の隣に座ってきた。
『そんなに見つめられても何も出てこーへんで?』
角名「、、あ、いや、。」
先輩に見惚れてたなんて言えるわけない、、。
『あ、もしかしてブロック飛んでくれるん?』
きらきら笑顔のA先輩に負けて、ブロック飛ばされた。
侑「、、あの角名が、自主練、明日大雨や、、。」
治「てか角名って、あんな素早く動けたんや、、。」
コソコソ喋ってる双子に、いつもやったら喝を入れるんだけど、今日は気分が良いからやめてあげた。
.
562人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆなちぃ(プロフ) - すなりん尊き⭐︎しれっと可愛いって言ってくれるのマジで神⭐︎更新楽しみにしています! (4月20日 16時) (レス) @page20 id: 12bc517e5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぎむぎ | 作成日時:2024年3月28日 0時