チベスナ14 ページ15
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Aside
体育館から出れば、別の体育館にまだ明かりがついてるのが見えた。
二人には先に食堂に行ってもらった。
中を覗いてみれば稲荷崎の一年ズが居た。
双子に付き合わされてる倫太郎が、いつもの二倍くらいジト目やった。
『おーい、、そろそろ終わらんと夜ご飯抜きやでー。』
疲れた、、。って言った倫太郎が私の背中にダイブ。
言わばバックハグ状態。
身長差が20cmあるから、もちろんすっぽり埋まるわけで、私の心臓はバックバク。
バックハグだけに、、。
おもんないこと考えながら平常心を保つのが精一杯。
『…り、倫太郎、、ちょ、ちょっと離れてくれへん、、?』
えー。って言いながらも離してくれた。
これで私の心臓は守られた。
侑達がなんか俺ら空気じゃない?って言ってた。
ごめん。今だけは空気になってくれ。
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食堂に行けば、まだご飯を食べてる人がちらほら。
『治、よお食べるなぁ、、。』
治はあれやな、たんとお食べって言いたくなるタイプやわ。
そんな入れたら喉詰まるで。って言おうとしたら、もうすでに喉詰めてた。
治「、、っんぐ、。」
水を渡せば一気に飲み干して、死ぬかと思った。って言ってるけど、毎日ご飯のたびに死と隣り合わせって怖くない、、?
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ゆなちぃ(プロフ) - すなりん尊き⭐︎しれっと可愛いって言ってくれるのマジで神⭐︎更新楽しみにしています! (4月20日 16時) (レス) @page20 id: 12bc517e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2024年3月28日 0時