チベスナ13 ページ14
.
Aside
午後練も終盤に差し掛かってきて、今は白鳥沢と井闥山がゲームをしてる最中。
相変わらずのウシワカのスパイク。
それとゲスブロック、、。
そしてマロ眉くんがウシワカのスパイクを拾えば、おぉ。と沸き出る歓声。
あのマロ眉くん、眉毛からは想像出来ないくらい良いレシーブする。
まだ一年生みたいやし、楽しみやなぁ。
ほんで佐久早くん。あの子もなかなかの曲者やわ。
どうなってるん、あの手首?
手首だけ軟体動物なんか、、?
やっぱり全国常連校なだけあってレベルが高い。
そんな人にサーブ教える自分って結構すごい、、?
尾白「(まーた、変なこと考えてんな、、Aは、、。)」
ぼーっ。と考え事をしてたらいつの間にか練習が終わってた。
.
『じゃ、やろっか!』
佐久早「はい、、。お願いします。」
なんか倫太郎からの視線は痛いけど、取り敢えず約束しちゃったし、。
まあ、佐久早くんは要領良いしすぐできそう。
『まあ大事なんはサーブトスと踏み切りの位置やな。』
うんうん。と頷きながら聞いてくれる佐久早くん。
なんて素直な子なんや、、。
お姉さん感動してまうやろ…、、。
『まあ、ざっくり説明したけど、やらんと分からんからな。』
そして佐久早くんのサーブを見てアドバイスをしていれば、いつの間にか夕飯の時間になっていた。
『やば、もうこんな時間や。じゃあ、あと三本で終わりな。』
私はその間に散らばったボールを片付ける。
古森「さっこーいっ!」
佐久早くんがサーブ練をしていれば、いつの間にかマロ眉くんこと古森くんも加わっていた。
佐久早くんのサーブを古森くんが拾う。
一時間ちょっとやけど、佐久早くんのサーブもかなり上達したと思う。
そしてラスト一本。
完璧に捉えたと思ったボールは古森くんの後ろへ落ちた。
『おお、、すっごい回転、。』
完璧に拾ったと思ったのに!と少し悔しそうな古森くん。
そして少し嬉しそうな佐久早くん。
この二人全然似てへんけど、なかなか良いコンビや。
.
562人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆなちぃ(プロフ) - すなりん尊き⭐︎しれっと可愛いって言ってくれるのマジで神⭐︎更新楽しみにしています! (4月20日 16時) (レス) @page20 id: 12bc517e5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぎむぎ | 作成日時:2024年3月28日 0時