25話 淡い麗しさ ページ27
Aside
あれから他のアトラクションにも手をつけ、満足するまで大ガマと遊園地にいた。
さすがと言うべきか、大ガマおすすめのパンケーキも食べれたしお腹も一杯だ
久しぶりだったなぁ、遊園地
最後に行ったのはいつだったか……。
貴「…………あれ」
いつだっけ…?
大ガマ「ん?どうかしたか?」
貴「あ、ううん。なんでもない…」
……ちょっとはしゃぎすぎただけ
きっとすぐ思い出すよ
貴「……さっ!本題にはいろうか、大ガマ」
大ガマ「('_'?)」
貴「('_'?)じゃないよ。………ほら、その、夫婦だとか、じゃないとか……」
改めて言うと妙に照れくさい
私ぐらいだろうな。
……この歳で夫婦とか口走ってるのは
ほんと恥ずかしい……
大ガマ「あー、その話か。りょーかい。とりあえず場所変えよーぜ」パチンッ
大ガマが指を鳴らした瞬間、地面が蒼白く光った。その光の眩しさに目を閉じる
すると次に目を開けた時には、桜が咲いている庭のような場所にいた
貴「……ここって…?」
大ガマ「本家の屋敷の庭だ。やっぱここが一番落ち着くからなー」
庭にあったベンチの腰かけがないような椅子に座る大ガマ。「んん〜」と体を伸ばした後、横のスペースの空き部分を手でポンポンと叩く
……座れってこと?
私は素直に大ガマの隣に座った。
瞬間、心地よい風が全身をかけぬく。
どこか懐かしいようにも感じた
貴「……確かに落ち着くね」
大ガマ「だろ?」
ニコッとまるで太陽のような大きな笑顔を私に向けてきた。
その笑顔を見たら、反射的に反対方向を向いてしまった。……なに今の笑顔。
なんだか心臓がうるさい
大ガマ「……夫婦の話だけどさ…」
貴「………っう、うん!」
深呼吸をして大ガマに向き直る。
風が桜の花びらを大ガマのところまで運んでいく。
その様子を
……ひどく綺麗だと思った
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ナミ(プロフ) - ママりんさん» 教えてくださりありがとうございます!でもこの作品は私のただの妄想話なんで、これからも更新させてもらいます! (2017年12月30日 20時) (レス) id: 4558bdaa92 (このIDを非表示/違反報告)
ママりん(プロフ) - なおっていました (2017年12月30日 20時) (レス) id: b21081a8c6 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ(プロフ) - ママりんさん» えっ!?なんていう作品ですか!? (2017年12月30日 19時) (レス) id: 4558bdaa92 (このIDを非表示/違反報告)
ママりん(プロフ) - 同じ作品がありますよ (2017年12月30日 19時) (レス) id: b21081a8c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナミ | 作成日時:2017年11月20日 21時