検索窓
今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:72,163 hit

25話 淡い麗しさ ページ27

Aside



あれから他のアトラクションにも手をつけ、満足するまで大ガマと遊園地にいた。

さすがと言うべきか、大ガマおすすめのパンケーキも食べれたしお腹も一杯だ


久しぶりだったなぁ、遊園地

最後に行ったのはいつだったか……。









貴「…………あれ」









いつだっけ…?





大ガマ「ん?どうかしたか?」


貴「あ、ううん。なんでもない…」



……ちょっとはしゃぎすぎただけ


きっとすぐ思い出すよ


貴「……さっ!本題にはいろうか、大ガマ」


大ガマ「('_'?)」


貴「('_'?)じゃないよ。………ほら、その、夫婦だとか、じゃないとか……」


改めて言うと妙に照れくさい

私ぐらいだろうな。


……この歳で夫婦とか口走ってるのは


ほんと恥ずかしい……


大ガマ「あー、その話か。りょーかい。とりあえず場所変えよーぜ」パチンッ


大ガマが指を鳴らした瞬間、地面が蒼白く光った。その光の眩しさに目を閉じる


すると次に目を開けた時には、桜が咲いている庭のような場所にいた


貴「……ここって…?」


大ガマ「本家の屋敷の庭だ。やっぱここが一番落ち着くからなー」


庭にあったベンチの腰かけがないような椅子に座る大ガマ。「んん〜」と体を伸ばした後、横のスペースの空き部分を手でポンポンと叩く



……座れってこと?


私は素直に大ガマの隣に座った。


瞬間、心地よい風が全身をかけぬく。

どこか懐かしいようにも感じた



貴「……確かに落ち着くね」


大ガマ「だろ?」


ニコッとまるで太陽のような大きな笑顔を私に向けてきた。

その笑顔を見たら、反射的に反対方向を向いてしまった。……なに今の笑顔。


なんだか心臓がうるさい


大ガマ「……夫婦の話だけどさ…」


貴「………っう、うん!」



深呼吸をして大ガマに向き直る。



風が桜の花びらを大ガマのところまで運んでいく。



その様子を









……ひどく綺麗だと思った

26話 偽装事実→←24話 笑顔のその先は



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:大ガマ , 土蜘蛛 , 妖怪ウォッチ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ナミ(プロフ) - ママりんさん» 教えてくださりありがとうございます!でもこの作品は私のただの妄想話なんで、これからも更新させてもらいます! (2017年12月30日 20時) (レス) id: 4558bdaa92 (このIDを非表示/違反報告)
ママりん(プロフ) - なおっていました (2017年12月30日 20時) (レス) id: b21081a8c6 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ(プロフ) - ママりんさん» えっ!?なんていう作品ですか!? (2017年12月30日 19時) (レス) id: 4558bdaa92 (このIDを非表示/違反報告)
ママりん(プロフ) - 同じ作品がありますよ (2017年12月30日 19時) (レス) id: b21081a8c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナミ | 作成日時:2017年11月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。