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『私、テヒョンのことが好きです』
TH「え、え、」
『いひっ、大好きだよ』
そう顔上げて言うA
可愛すぎるけど、状況がまだ……
TH「えっ、これ現実？？」
『うん、ビンタしようか？』
TH「いや、夢にさせたくないから、これは現実だ」
『テヒョン、ほんとに現実だよ』笑
そう笑いながら言うA
俺は自然とAを少し強く抱きしめた
TH「やばいっ、俺、今人生で1番幸せ」
俺が言うと、
少し驚いた顔をして
『私の方が幸せ』
そう照れながら笑うAは
星のように輝いていた
その瞬間、
頭の中で
“ 俺と付き合って下さい ”
こんなシーンが流れてきた
って、なんだこれ
これは、
これは、俺だっ……
目の前には……
“ っ……はい ”
泣いてる女の子……
いやこれは、
A……
TH 「前もこんな星が綺麗な所だったね」
俺は思わず、そう口に出してた
『て、テヒョン！？』
『もしかして記憶が戻ったの！？』
驚いてるAは
どこか嬉しそうに涙を流している
『会いたかったっ、会いたかったよっ、テヒョン』
そう、俺を抱きしめてくるA
TH「っ、ごめん、A」
『へ？』
TH「やっぱり、あの、記憶は俺のなんだね」
『え？』
TH「俺たち付き合ってたんだね｣
『もしかして、全部戻ってな…ごめん。……』
TH「Aが謝る必要ないよ！｣
『……テヒョン』
『私と“ テヒョン ”の話少ししていい？』
意を決した顔で俺を捕える瞳の色はとても優しい色だった
ゆっくり口を開けたA
『テヒョンと初めて会ったのはね、私が階段から落ちそうになって助けて貰った時』
やっぱり、あの夢は……俺の記憶
『そこから親しくなって、』
『私は、ただのアーティストとスタッフの関係ってはぐらかしたけど本当は』
『それ以上で、』
『貴方は私にとって、ずっとかけがえのない人だった』
TH「……っ」
『今でも変わらないよ？』
『テヒョンに無理に思い出してもらおうなんて思ってない』
TH「っ。ごめん」
『なんで謝んのよ』
そう夜空に向かって笑う君は
寂しそうな目をしてた
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癒雨梨(プロフ) - サヤさん» 切なくて苦しい…でもその後の展開は…！楽しみにしといてください！コメントありがとうございます！更新遅くなりすみません(> <) (2020年6月20日 8時) (
レス) id: e63e98bd50 (このIDを非表示/違反報告)
癒雨梨(プロフ) - そるさん» ありがとうございます！更新遅くなりすみません(> <) (2020年6月20日 8時) (レス) id: e63e98bd50 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 切なすぎて苦しいです（；＿；） (2020年6月19日 1時) (レス) id: 28d6b0a4a2 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 大好きです…！！！！ (2020年6月18日 15時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：癒雨梨 | 作成日時：2020年6月8日 21時
