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“ 「防弾少年団から出てけ」”
防弾少年団から出てけ……
防弾少年団から……
みんなの元から……
TH「A！！大丈夫？」
JK「A！！」
「大丈夫大丈夫」
動揺してるオッパたちをなだめるようにそう告げ
彼女の方を向き
私の精一杯の思いを伝えた
「ごめんなさい。私は未熟です。歌もダンスもまだまだです。それに今すぐ納得してくださいなんていいません……」
「でも、まだ私はこの場所が大好きなんです。」
「army達や、オッパたち、スタッフさんと作るこの空間が大好きなんです」
「でも世の中好きなだけじゃやっていけないことは十分承知してます」
「それに未熟者の私がオッパたちと同等じゃないことも」
「ですから……時間をください……」
「精一杯努力をし続けます」
「だから、みなさん見ていてください」
「防弾少年団のAを見ていてください」
「お願いします」
このとき、自分でもこんな言葉が出るなんて思ってもいなかった
でもここで
この言葉で私は変われた
その日から今まで読まなかったファンレターを毎日欠かさず読んだ
そりゃ8割は私への批判だった
でも、これが今の私。
そう思い込ませ、
練習に励んだ
少しでも
“ あの子変わったね ”
“ 防弾少年団にAがいてくれて良かった”
って思って貰えるように……
そして、今は批判が2割にまで減った
まだ2割残ってるって？
でも、嬉しかったんだ。
ほとんど読むのが
“ 大好きだよ！オンニは私のスーパーヒーロー”
“ あなたが私の生きる活力です。Aありがとう”
“ A、最近元気ない？大丈夫？armyはみんな心配してるんだよ！”
“ 愛してるよA”
愛が多くなった
사랑해요が多くなった
それが本当に嬉しくて。
そして、みんなと距離をとっている時も
armyが私の支えだった。
「あー、懐かしい夢だな……」
ごめんねarmyのみんな
偽りの私たちを何年も見せて
“ A、メンバーと上手くいってないの？”
“ 大丈夫？ ”
心配してくれてありがとう
でももう大丈夫
私たちはやっと
＿防弾少年団になれたよ。
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作者名：癒雨梨 | 作成日時：2019年12月17日 21時
