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Vside
SY「私に時間をくれませんか。」
SY「どんな罵声をかけられても、どんなに出ていけと言われても、私は諦めません」
SY「努力して皆さんに追いつけるようにします。」
SY「ダンスだって歌だって、全て完璧にこなせるようになります。」
SY「だから、時間を時間をください。お願いします」
そう、頭を下げるソヨンさん。
罵声、か。
そんな重い空気の中口を開いたのは
「ソヨンさん、私、16でデビューしたんです。」
Aだった。
「デビューして最初に言われた言葉なんだと思いますか」
SY「…おめでとう…とかですか？」
「違います。出ていけ。です。」
思い出したくなくても、夢の中で出てくるあの日々
デビューしたての頃、散々言われ続けていた、A
への批判と罵声
その頃、俺らは何もしてあげられなくて、でも、Aは、大丈夫、私は大丈夫だよオッパって何回も言ってたのを思い出すだけで、胸が痛い
「すっごく。辛かった。」
Aは笑顔でそう言った
「私は本当はBTSに必要ないんじゃないかって、毎晩泣いてました。」
「この先、想像できない過酷さがソヨンさんには待っていると思います。」
「ファンが怖くてたまらなくなる……そういったこともあると思います。」
「逃げ出したいって思うかもしれません。」
「死にたいって思うかもしれません」
「それを覚悟の上で、あなたが防弾少年団というグループに入ってくれるのなら」
「時間を与えてあげてもいいんじゃないかと思いますオッパ。」
SY「Aさ…ん、」
NJ「そう、だな、」
SG「……ﾁｯ、まぁ、Aがそこまで言うなら時間はくれてやる」
SG「だが、半年だ」
JN「ユンギ！それは無理が……」
SG「ヒョン甘いですよ。俺たちだって本気でこの世界で生きてる」
SG「半年期間を与える。それまでにお前が本当に防弾少年団に相応しいメンバーなのかを決める」
わかったか？と言うユンギヒョン
SY「…本当にありがとうございます。」
と、目に涙いっぱいにして、頭を下げるソヨンさん
JH「さ！さ！みんな！暗い雰囲気は俺は嫌いだよ｣
「だね、おっぱ！｣
TH「あ、僕達まだ自己紹介Timeしてないじゃーん！！」
「じゃー自己紹介TimeへLet’sGO！」
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作者名：癒雨梨 | 作成日時：2019年12月17日 21時
