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「その数時間後、」
「施設の中は血塗れで…」
「下には大人の。遺体が床一面を引き詰めていたの…」
「ソヨンは、私に気づいて」
「“もう大丈夫。貴方は生きて。こんな所であなたの人生を終わらせないでA”」
「って言ってくれたの。」
「この殺人事件の、真犯人は」
「私だよ。オッパ」
「私があの時、心の中で留めて置いたら…」
「ソヨンは警察に連れていかれて、記憶を抹消されることも無かったし、」
「今、こんな現状になってなかった」
「だから、この罪は全部私が背負わなきゃいけないの…」
Aが、ソヨンとおなじ施設育ちだったなんて…
こいつは、こんなにも自分のせいにして…生きてきたんだ……
「独りになった私を拾ってくれたのがPDで、」
「私の事情を全て知ってる人…」
「それで、活動して少したった頃に、ソヨンを見つけたんだ。」
「ソヨンの身元を知りたくて。探りに探った。そしたら、」
「テヒョンオッパの実の妹だったって分かったの……」
「PDに全て話して、私はソヨンをメンバーに入れてもらった…」
「あの男はなんで知ってるのか分からない」
「多分、私たちの弱音を握ろうと思ったんだと思う」
「最初、脅すのはソヨンかテヒョンオッパだったんだけど、」
「私がちょうどその男の話を聞いてしまったから、」
「みんなを、みんなを守りたくて」
「本当は私の、私の罪なの」
「だから、この処罰は全部私が受けないといけないの。」
SG「A、、」
SG「お前は、悪くない。全部心の汚い醜い大人のせいだよ」
SG「だから、お前を助けたい」
SG「俺も協力するから、もう1人じゃねぇ」
「1人……じゃない？？」
SG「ああ、もう。俺がいる」
「ユンギ…ユンギオッパの、馬鹿」
SG「はぁ？」
「私がほしい言葉全部くれる。この3年間ほんとは、ほんとは、」
「みんなと喋りたかったよ…」
「みんなとふざけ合いたい、」
「みんなと沢山笑いあいたかった」
SG「はぁ〜お前は、変わったようで変わってねぇわ」
事の重大さはすごく大きい。
でも、俺たち、9人なら大丈夫
俺はそう信じてる。
なぁ、A
ずっと変わらないでいてくれてありがとう。
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作者名：癒雨梨 | 作成日時：2019年12月17日 21時
