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元々図書委員である彼女はカウンター席に座って主人公のことを見つめることが多く、しかし話しかけても「……。」と無言で返されるばかり。そんな彼女が初めて言葉を返してくれたのは中学校に上がってからだった。
ひとまず以上が学校での様子で、主人公の家族との暮らしは非常に悲惨なものだった。
会う度に暴言や凶器を投げつける母親、滅多に家に帰らない父親。父親の部屋に入ってみれば甘ったるい香水の匂いが染み付いたスーツと沢山の女の写真が貼られる最悪の光景。
はっきりと明言をされるのは随分と後で、今それを話してしまえば父親は女遊びの激しい輩で母親もその1人であった、という事だ。
非常に整った顔立ちだという双子の母親も、自らが産んだ子を殺害しようとする彼女も被害者だと考えるとそれまでのヒステリックにも納得がいく仕様となっている。
双子の妹…名前は明かされていないが彼女との仲は非常に良好で、妹は主人公の死の危険性を事前に匂わせてくれるありがたい存在で彼女の話をよく聞いていればプレイヤーは死ぬ事が滅多になくなる導きの存在となっていた。
中学生になる頃、両親は離婚して、父親はまたすぐに再婚した。新たなお相手は顔の大部分を長く分厚い髪で隠した不思議な女性だった。
基本的に優しく産みの母親と比べて死ぬ危険性がなく普通の家庭を思わせる様子が多かったが、女遊びの激しい夫に次第に怒りを募らせていく。
義母はあの日、とうとう怒りを爆発させて火傷跡の酷い顔を見せ、何故お前ら双子はそんなにも綺麗なのか、母親はさぞ美しいのだろうな、私がこんなにも醜いから彼が離れていくのかと叫ぶ。
その時から暴力の日々が始まり、しかし主人公は気味悪がられていて何故か殴られず体の弱い妹だけが虐待の標的に。
妹はその事を言い出せずにいて、その一方で同級生「いち」との関係を進める主人公。
クラスメイトとしてから友達として仲を深める。「いち」の淡白で短い発言やドライに見えて世話焼きな性格が主人公と相性が良かったのか、人を避けていた主人公も自ら彼女に近寄るなど心を許しているかのような描写が多く見られた。
妹の異変には気づいていたものの普段の口数の少なさ同様心配する言葉すらもかけてあげられず、ある日学校から帰宅すると衝撃という言葉が安直な程凄惨な現場が。
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しし2号。(プロフ) - わかたくさん» 性癖にずきゅん〜〜！！！めちゃくちゃ嬉しいです〜〜！！！ペンラふってもらっちゃった！！きゃ！！ありがとうございます！！！ (2022年1月9日 12時) (
レス) id: 9f6f4525af (このIDを非表示/違反報告)
わかたく - あなたの書く不破湊が性癖過ぎた。東雲とぷわがてぇてぇっ…(噛みしめ)東雲ちゃんのキャラがすごく好きです！ペンラふって応援してます！これからも頑張ってください！ (2022年1月7日 22時) (レス) @page15 id: 455ce8e196 (このIDを非表示/違反報告)
しし。(プロフ) - るかさん» まったくどこぞの出不精少年なのやらですね。コメントありがとうございます〜！のろのろ更新な私ですがよろしくお願いします！！！ (2021年3月14日 21時) (レス) id: 5f5d2e19fb (このIDを非表示/違反報告)
るか - 部屋から出てこず対面した事の無い出不精の少年、で泣きました、w更新頑張ってください！！！！ (2021年3月14日 21時) (レス) id: da41702819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しし。 x他1人 | 作成日時：2021年2月21日 14時
