[EXO短編集] (ページ35)

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JONGDAE …Last ページ35

事が終え

ベッドの上で抱き合ってる私達

ジョンデがわからない

「A、何を考えてる？」

…ジョンデの事だよ…

「…A、俺と別れたかったの？」

寂しそうな顔でジョンデが聞いてきた…

『……え？私が？』
「うん、俺の事ブロックしたでしょ？」

…そう言えば

家から出てってしばらくした時
ジョンデから連絡が来て

その連絡があまりにも自然で

別れたってわからなくなるくらい自然だった

だからジョンデを忘れられなくなる
そう思ってブロックした

『…だって…ジョンデがデビューするって…』
「うん、デビューした」

『…出てくって…』
「うん、宿舎暮らししてる」

『…もう会えないって…』
「今までみたいには一緒にいれないよね…」

『………』

ジョンデが優しい笑顔で頭を撫でてくれる

「俺、行ってくるっていったじゃん？
行ってくるってことは、その後帰ってくるんだよ？」

………

ダメだ
頭が全然働かない

「…俺、Aと別れる気はなかったんだけど
…Aは俺と別れたかったの？」

それって…頭が自分の都合のいいように動き出す

『…私って、ジョンデと別れてないの？』

「俺は別れてないつもりだったよ？
ただ、連絡取れなくなったからもうダメかもって思ってたけど…」

え？今更？
２年近く連絡とってないよ？

「最初は忙しくて連絡できなかったけど、
その後連絡したらブロックされるし…
電話もつながらないし…」

そう言えばジョンデから別れるとは言われてない？

「…鍵はあるけど…撮られても困るかと思って…」

ジョンデはまだ文句言い足りないみたいだけど

そんなのもう聞いちゃいられません

『ジョンデ…ゴメンね？』

私からキスをおとす

一瞬目を見開いたけど

「許したくないけど許す！」

ニコっとした目がなくなる笑顔
高校時代から変わらない笑顔

今も昔も変わらず私に向けられる笑顔

幸せ
私が逃げたから遠回りしちゃったけど
今が幸せなら何でもいい

またジョンデに触れられる
またジョンデから笑顔を向けてもらえる

これからもそんな幸せが続いたらいいな…

「とりあえず、明日は諦めてね？」

…うん？

「久しぶりのAを…いただきます」←

両手を合わせたジョンデに隅々まで…
明日は腰痛だ←