Ｅ組の秀才美少女はA組が苦手で過去に色々あるようです (ページ17)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:16,734 hit

過去の時間4 ページ17

「きっと役に立つはずだよ」

『ありがとうございます？』

「それじゃあね」

死神と名乗った青年は消えた

『え、ど、どこ行ったの？』

「Aさんっ！？」

警備員の男性がやって来てとっさに

紙をぽっけにいれた

『警備員さん、、、』

「大丈夫かい？」

『あの、あの人が、、、』

下を指す

「っ、Aさんはここにいて」

『あ、はい』

警備員さんは去っていった

紙を見てみると

゛明日の０時

君と賭けをしよう

場所は庭でね゛

『、、、』

息を飲む

殺されてしまうのか？

殺されたら努力が無駄になる

ナイフを持っていこ

11時50分

そろそろだ

私はクッションを布団のなかに積めて

バルコニーに出る

そして足音を立てずに降りていく

夏の夜空はとても綺麗だった

『、、、3、2、1

いつの間に後ろに来てたんですか？』

「、、、ｸｽｯ」

微笑んだ彼は私に近づく

「私と取引をしよう」

『取引？』

「あぁ、君が私専属のハッカーとなるか

君の両親が殺されるか」

『、、、一択しかないでしょう』

「あぁ」

私はナイフを取り出し彼の目の前にくる

『貴方専属のハッカーになります

、、、ですが期間は私が日本に帰るまで、、、ね』

不適に微笑むと

彼、死神はナイフを私の手から弾こうとする

『おっと、危ないですね

まあ良いですよ

ハッカーの手順を教えてください』

「じゃあね。ちなみに警察に連絡したら」

『わかってます

私は裏切りませんよ』

(^-^)と笑い

『明日の今日の時間この場所で会いましょう。

教えてくださいね、先生』

私は自分の部屋に来たときと同じ道で戻った

壁使ってだけど

それから死神と私はペアを組み

最強の殺し屋となった

日本に帰るとき

彼から一本の花を貰った

白い撫子

花言葉は

器用

才能

『さようなら。死神先生』

こうして日本に帰った

けど待っていたのは

両親の死

『え、、、』

「信じがたいかもしれないがこれが事実です。Aさん」

私は膝から崩れ落ちた

今まで頑張ってきた意味は？

なんのために

会長を継ぐため

そっか

『學峯先生、私あとを継ぎます

必ず母さんたちの残したものを繋ぎます』

涙が止まった私はそう決心したのは

両親の死から1か月後

椚ヶ丘中学校の入学式だ