記録8日目 ページ8
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【朝食は冷蔵庫の中です。
簡単料理だけど栄養満点なのでどうぞ！】
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栄養満点の朝食に、
置手紙が添えられていた。
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事件の被害者である俺に、
丁寧な朝食を用意してくれるのは有難い。
俺の仕事は所謂『夜職』。
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昼夜逆転の生活を送るため、
朝は基本的に起きてる事が少ない。
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高額を稼ぐ夜職は結構楽しい。
給料は普通の金額よりも遥か上。
１ヶ月の給料は2000万円近く。
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俺の誕生日祭がある月は、
給料が億を超える事もある。
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給料は全部銀行で預金。
俺の犯行が全部顕になった時の為に、
逃走資金として貯めている。
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家族の復讐を果たすまで、
絶対に警察に捕まる訳にはいかない。
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目「復讐が終われば、
俺は長年の悪夢から解放される…、」
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手料理を食べるのは何年振りか。
向井さんの御飯が美味しく感じる。
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目「向井さんに感謝だな。
何時か手料理振舞ってあげたいなぁ。」
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その頃向井は、写真撮影中。
綺麗な被写体を撮るのに必死である。
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複数枚撮影を終えた後、
向井は深く悩み込んでいた。
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「全部素敵な写真だけどな？」
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向「写真撮影は命懸けなんです。
確かに全部良い写真やけど納得出来へん…！！」
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「早く決めろ、優柔不断バカ」
向｢先輩俺の扱い酷過ぎますって!!｣
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作者名：賞味期限、約2年。 | 作成日時：2022年6月30日 9時
