記録44日目 ページ44
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宮「俺は絶対目黒を許さない。
俺の翔太を危険な目に遭わせるなんて..」
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佐「翔太の意識が戻ったら、
先ずは翔太に事情聴取した方が良いよね？」
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岩「翔太の意識が回復したらな。
結局目黒の居場所を掴む事は出来なかったか。
俺達を待ち構えてると思ったけど、」
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深「目黒の野郎逃げ足早すぎない？？
位置情報調べる事すら出来ないから最悪！」
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岩本達は彼が目覚めるのを待つが、
その日は結局彼が起きる事は無かった。
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翌日の朝4時頃の話だった。
泊まり込みで渡辺の病室に泊まり込みの宮舘。
その時、渡辺の右手が微かに動いた。
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最終、目を覚ました渡辺は、
真っ白な天井、周囲を見渡したあと、
ここは病院だと理解した。
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渡辺の手元で眠る宮舘を発見し、
何処か申し訳無さそうに彼の頭を撫でた。
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呼吸器を取り外した渡辺は、
自身の両腕の包帯を見詰めていた。
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渡「...」
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寝る体制から起き上がった瞬間、
宮舘はモゾモゾと軽く動き始める。
..その後、目を擦りながら渡辺と目線が合致した。
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宮「..無事意識戻ったみたいだね。
貧血なのに全然目覚めなくて心配だったよ、」
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渡「何度も血抜かれたら貧血なるわ。
まさか俺が起きるまでずっと此処に居たの？」
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宮「眠る恋人が目覚めるまで、
隣に居るのも彼氏の役目というものです。
体調の方は大丈夫？気持ち悪いとかは？」
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渡「全然大丈夫、何もない。
寝過ぎて腰が痛いって事ぐらいかな、」
宮「..元気そうで安心したよ。」
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作者名：賞味期限、約2年。 | 作成日時：2022年6月30日 9時
