記録43日目 ページ43
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渡辺の位置情報が示された
目黒の実家に到着した岩本達。
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拳銃を構えながら突撃した時
部屋は真っ暗で何もない状態だった。
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大広間に居た目黒の姿は無く
液晶画面に映るのは拷問部屋の様子。
岩本が目を細めて確認すると、
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拷問部屋で横たわる渡辺を発見した。
だが、目黒の姿は確認出来ない。
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深「目黒の姿は確認出来ないけど、
翔太が拷問部屋に閉じ込められたのは事実。
取り敢えず翔太の救出を優先しよ。」
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阿「俺が翔太と行動していれば、
翔太が拷問部屋に閉じ込められる事は..」
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佐「翔太を閉じ込めた目黒が悪い！
何も阿部ちゃんが自身を追い詰める必要無いよ。」
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全員が拷問部屋に到着した頃、
渡辺はほぼ意識を失いかけていた。
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深「翔太、俺達の声聞こえる？
聞こえるなら軽めで良いから右手挙げて。」
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声には出せなかったものの、
深澤の指示通り、彼は右手を挙げた。
意識が【残っている】証拠だ。
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その後、目黒の姿を探すも、
結局見つからないままであった。
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近くの病院に連れて行き、
現在渡辺は病室で眠っている。
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阿部の連絡を受け、訪れた宮舘。
呼吸器に繋がれて眠る彼を見て、安心した。
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宮「警察の仕事は辞めろって
俺は何度も何度も注意したのに..バカ。」
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岩「先生に状態診て貰ったら、
翔太は既に貧血の状態だったらしい。
翔太の両腕に複数の注射後があった。」
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深「所謂【採血】だろうねえ。
多分目黒の仕業だと思うんだけど、」
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宮舘が渡辺の手を握る中、
阿部は気まずそうに彼に話し掛けた。
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阿「舘様、全部俺が悪いの..。
捜索の時俺が翔太と行動していれば..、」
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宮「俺は阿部が悪いと思ってない。
翔太を危険な目に遭わせた目黒が悪いんだ。」
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作者名：賞味期限、約2年。 | 作成日時：2022年6月30日 9時
