記録41日目 ページ41
.
拷問部屋を後にした向井は、
目黒が居る大広間へと移動した。
.
大広間で監視を楽しむ目黒に
向井は若干不安な様子を晒け出した。
.
向「俺達警察に捕まらん..？
多分何時間が経過したら警察が来るで、」
.
目「簡単に逮捕されちゃ面白味が無い。
勿論警察が来たら姿を消すつもりだよ。
..康二も俺と一緒に逃げてくれるよね？」
.
向「俺には反対する権利は無い。
俺達が一緒なら大丈夫、絶対逃げれる。」
.
目「..流石、俺の相棒だ。」
向「俺が何時めめの相棒になったんよ」
.
【拷問部屋】
.
1時間毎に採血されて、
意識朦朧とするも何とか意識を繋いでる。
.
吐気、目眩、の異常症状が発生して、
【気持ち悪さ】が身体中を巡回する。
ここで我慢出来れば、俺の勝ち。
.
っていうか、この悪趣味満載の部屋。
部屋の周囲が拷問器具で囲まれていて、
目黒の神経を疑いそうになる。
.
血痕が付着した針付きの椅子。
どの器具も血痕が付着していて、
流石に吐気が襲ってくる程だった。
.
俺はただ事件の再捜査をしただけなのに、
何で拷問部屋に閉じ込められる結果になったのか…
.
渡「そういえば、阿部ちゃん..、」
.
阿部ちゃんはどこだ..？
俺と共に再捜査に行ったはずなんだけど、
周囲を見渡すも阿部ちゃんの姿はない。
.
まさか別室に閉じ込められてる、？
連絡を取りたくても取れないから、
阿部ちゃんの状況を知る事が出来ない。
.
外の様子が確認出来ない。
今何時なのか、今外は明るいのか暗いのか。
.
結局閉じ込められてから、
何度も注射器で俺の血が抜き取られてる。
これ以上血を抜かれると..
.
俺、死ぬかもしれない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「目黒蓮」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：賞味期限、約2年。 | 作成日時：2022年6月30日 9時
