記録26日目 ページ26
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宮「殺意の具現化は怖いね。」
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何時もの笑顔に戻るダテに、
【恐怖】が芽生えた気がした。
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犯罪者を自宅に匿う俺は、
何時か警察にバレて捕まるんか。
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宮「居候相手が犯罪者..
そんな衝撃話が存在するんだね。」
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向「絶対内緒でお願い。
確かに彼は犯罪者やけど..」
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宮「犯罪者如きに、
無意味な【情け】を掛ける気？
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犯罪者は世間の害悪。
危険の範囲を超えて罪を犯す。
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そんな害悪に情け掛けるのは、
時間の無駄だと俺は思うけどね。」
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向「多分彼には事情が..」
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宮「犯罪者に事情は不要。
結局犯罪に手を染めたのは事実。
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康二は犯罪者の彼を庇ってる？」
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俺が犯罪者を庇う真似なんか、
そんな事絶対せえへん。
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相手は事件の犯罪者。
でも何処か見捨てられへん部分があって、
放置したら危険だと思った。
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宮「犯罪者を匿う時点で、
康二も彼奴の共犯者になるんだよ？
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警察に逮捕されるのは嫌でしょ？
なら警察に正直に全部話すべきじゃ..」
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向「警察に全部事情話したら、
俺が目黒蓮に殺されるっ...！！」
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恐怖が全身を襲い、
俺は震える身体を落ち着かせようと
何度か深呼吸を繰り返した。
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向「警察に通報したら、
お前の息の根止める言われてる..、
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目黒蓮は、俺の事監視してる。」
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作者名：賞味期限、約2年。 | 作成日時：2022年6月30日 9時
