ふぁみりー

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大倉忠義side


のんちゃんがまほをおんぶして来てくれた。


ベッドに下ろした瞬間吐いちゃった、


のんちゃんも体が弱いし、まほをおぶって来たのも体力消耗してしまってるからとりあえず休ませとこ。


どうせ、あいつのことやしまほのことが心配で授業どころちゃうやろしな！


後ろを見るのソファに座ってるのんちゃんと目があう。


大倉「ん？」

少し、黙って喋り出したのんちゃん


望「なんで、俺らってこんな体弱いんやろな。笑
人に迷惑かけるし、遊びに行くのだって簡単なことちゃう。なんで俺らばっかなんやろな。」


と悲しそうな顔をして喋っている


大倉「せやなー、」


なんも、思いつかへんかった。


望「なーんて、ごめんごめん！冗談やで！笑」


と無理やり笑うのんちゃん。なんも答えられなかった自分の不甲斐なさを感じる。


まほ「んー、」


望「まほおはよ！大丈夫？」


まほ「さっきよりはましかな」


望「よかった。」


そんなこんなでもう、帰りの時間や。


さっきのことがあったから、のんちゃんクラスに戻りとは言えへんかった。


ガラガラ…


流大智「失礼します！」


大「まほ？大丈夫かー？」


智「体調悪なったって聞いたけど」


大倉「今はましになったみたいやけど、一回吐いちゃってたわー」


流「えっ？大丈夫？大丈夫？」


まほ「もー、りゅうにぃ大丈夫やって！」


流「よかった」


大倉「車で帰ろか！俺、送ってくわ」


大「まじで？？」


流智「ありがとうーーー！」


望「帰り楽や！」


まほ「ほんまやな！ありがとう！」


ほんまは俺が兄組に話したいだけ。


もし、望が悩んでるんやとしたら俺はなんもできひんかった。



だから、せめてお兄ちゃんたちに伝えやな


大倉「よし！車乗ってーーー」


ガチャ


車を走らせること10分ほど、中間家に着いた！


大智流望まほ「ありがとう！！！！！」

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