三十八話 ページ10
.
「……おおおおおお落ち着いてください！
猫葉さん！」
「落ち着いてます」
この状況とは、
殺せんせーが私の肩を掴み
私に落ち着いてくださいと
連呼するカオスな光景であったりする
「それは少女漫画じゃありません！
大人の雑誌であって
猫葉さんには刺激が強すぎます！！」
そんなことは知っている
私は今、殺せんせーの引き出しに入っていた
大人の雑誌というのをみている
恋愛というものをしるため。
「男の人ってこういうのが
好きなのですか？」
開かれたページには
拘 束、ム チ、手 錠
などと大きく書いてある文字が目立つ
「ぎゃああああああああ！！！」
「ね、猫葉さん！しまおう！！」
騒いでいる殺せんせーを見てか、
渚くんが顔を真っ赤にして
駆けつける。
「何故皆さんそんなに顔が真っ赤なのですか」
「「自覚なし！？」」
みんなが声を合わせて言うが、
自覚がないとはどういうことか。
頭にはてなをうかばせるていると
教室のドアがガラガラと音を立て開いた
「声、外まで聞こえてたけどどうしたの」
今登校してきたであろう
新しい雰囲気を漂わせた赤羽くん。
大丈夫、
意識しなければ平気だ。
「カルマくん！今はお昼です！！
送れてくるなどとんでもないですよ！！」
「ごめんって殺せんせー。
＿……で？どうしたの」
ゆでだこぷんぷん丸な
殺せんせーをいつも通り交わした
「赤羽くんはこういうのが好きなのですか」
私は遠慮なく
大人の本をバッとあげる
赤羽くんはえ、なに？みたいな顔をしているが
こちらは大真面目だ。
正直回りくどいのは苦手なのかもしれない。
気になる本人に聞いてみるのが
一番だと思った
「ぎゃあああーー！！！！
恥ずかしいからやめてえええええ！！」
隅っこで顔を隠してる
殺せんせーには目をくれず
赤羽くんだけに視線をむけ
「どうなんですか」
攻めてみる
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とろろ丸(酸素@)(プロフ) - 赤ずきんさん» 投稿遅くなりました！申し訳ございません！ちょくちょく更新しようと思っているのでこれからも何卒よろしくお願いします。 (2018年8月31日 22時) (
レス) id: 57e714f08a (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - お願いします…。続き、続きをください…!!お願いします!!! (2017年8月27日 0時) (レス) id: 980685f177 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(酸素@)(プロフ) - リッカさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2016年11月13日 19時) (レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
リッカ - 夢主ちゃん可愛すぎる！更新楽しみにしてます(*^^*) (2016年11月13日 9時) (レス) id: 0c32ca4aff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とろろ丸(酸素@)1 | 作成日時：2016年11月12日 23時
