三十六話 ページ8
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帰り道
「バイバーイ！」
電車通いの赤羽くん以外他三人が手を振る
私も軽く手を振り
自宅がある方向にまっすぐ歩く
するとポケットに手をつっこみ
大股で私の真横に来た赤羽くん。
「着いて来ないでください」
「駅がこっちだからね」
ええ、知ってますとも。
そのまま乗り送れればいい。
だけど
「…時間、大丈夫ですか。」
「うん、あともう少しかな」
「そうですか。」
思ってることと言ってることが
違うではないか。
そしてなぜかできた沈黙
気まずいとかそういうのは特にないのだが、
少し、
ほんの少しだけ、
赤羽くんと話したい
そういう気持ちがあった
だが歩くペースが早かったのか、
あっという間に駅についてしまう
「んじゃあ、ついたからまた…
あ、
家まで送ってった方がよかった？」
「いえ、送らないでください。」
即否定すると
「ひっどー」と返ってきて、
そのあとにまたねって言われた。
日が暮れているからもあるのか、
その言葉が寂しい
赤羽くんを呼び止めたくなった。
でもそんな勇気が
ない。
前を見ると赤羽くんの姿はもうなかった。
なぜか心臓が
苦しいんです。
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とろろ丸(酸素@)(プロフ) - 赤ずきんさん» 投稿遅くなりました！申し訳ございません！ちょくちょく更新しようと思っているのでこれからも何卒よろしくお願いします。 (2018年8月31日 22時) (
レス) id: 57e714f08a (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - お願いします…。続き、続きをください…!!お願いします!!! (2017年8月27日 0時) (レス) id: 980685f177 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(酸素@)(プロフ) - リッカさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2016年11月13日 19時) (レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
リッカ - 夢主ちゃん可愛すぎる！更新楽しみにしてます(*^^*) (2016年11月13日 9時) (レス) id: 0c32ca4aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とろろ丸(酸素@)1 | 作成日時：2016年11月12日 23時
