四十話 ページ9
ギャハハハハ
「…」
体のいたるところが痛くて
周りの声がうるさくて
開けたくない瞼をあけて
目を擦ろうとするが手を縛られていて、
こんな最悪な目覚めはあるだろうか。
ここは廃墟なのかな。
静かに目を覚ました私は、
隣にいる茅野ちゃんに話しかけた。
「あ、Aちゃん…！大丈夫？
痛むところとかない？」
体制を変えて
私の心配をする茅野ちゃん
訂正。ものすごくいい目覚めだよ！
「うん！大丈夫。
ちょっと首が痛むけど 苦笑」
打たれた部分を擦る。
そして視線を茅野ちゃんに向けると
茅野ちゃんも
首元が赤くなっていた
そのことで大丈夫？と聞くと
大丈夫だと返ってきた。
私がぐっすり寝てる間に
首を絞められていたらしい。
何分か前まで
呑気に寝てた自分をはっ倒したい。
「みんながきっと助けに来てくれるから
その時観てもらおうね」
神崎さんが茅野ちゃんの後ろから
顔を覗かせながら言ってきた
私が縦に思いっきり首を降ると
神崎さんはニコリと笑顔を見せた。
「……
残念ながらだぁれも助けになんて来ねぇよ。
みーんな腰抜かして
今頃とぼとぼ帰ってんだろうなぁ！」
今の空気を断ち切るように話しかけてきた
悪ボスを睨みつけた。
するとこっちを見たその人は
私の両頬を片手で強く掴み
私は眉にシワを寄せた
「…俺ァよ、その目ぇ嫌いじゃねぇぞ。
少しは抵抗された方が味がいい。
それもよ、男がいるってくれば
手のだしがいがあるってもんよ」
そう言い切ると、
私だけを他の部屋に連れてけと
後ろにいる人達に命令した
私は相手を睨むことしかできず、
他の部屋へと連行された。
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とろろ丸(酸素@)(プロフ) - 華純さん» ありがとうございます！これからも頑張りますので何卒応援お願い致します！ (2017年2月2日 1時) (
レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(酸素@)(プロフ) - あいりさん» 更新おそくてすみません！携帯を使うことが少なくなってしまっていたので更新遅くなってしまいました。これからも応援してくださると嬉しいです！ (2017年2月2日 1時) (レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
華純 - 更新楽しみにしています！頑張ってください (2017年2月1日 22時) (レス) id: 7ae674b749 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 更新もう少し早くしてもらえるといいです。この作品大好きです！ (2017年1月31日 13時) (レス) id: b20c59240a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とろろ丸(酸素@)1 | 作成日時：2016年10月18日 1時
