二十四話 ページ27
．
「なら
台無しの伝道師さん。
私と遊びませんか
エリートぶってる人が嫌なんですね？
まさに私じゃないですか。
この2人より私が一番手応えあるのでは？
台無しの伝道師さんならわかりますよね？」
顔色一つ変えず話す私に
茅野さんと神崎さんは
驚いた表情を見せる
それとは別に、
助手席さんこと伝道師さんは
ニヤリと笑い、私の腰を抱く
「おう。分かってんじゃねぇか
物分りがいい奴がいて良かったよ。
生意気な小娘だとは思ったが
ここまでとはなァ。
よく見りゃァ
これまた随分と絶品さんで」
腰をサワサワ
触られるが、
真顔のまま相手を見つめる。
すると背中の上らへんで
手が止まり
ホックを外された。
服の中で下着が肩の紐と
一緒に落ちる感覚
流石に冷や汗が出てくる。
「私と遊ぼう」なんて
本気で言ったわけじゃない
２人から
目を逸らさせるための口実だ。
伝道師さんの腰にあるナイフを
盗もうと思っても
両手が塞がっていたら
どうすることもできない。
「お前には
今から俺等10人ちょいを
夜まで相手してもらうがな
お前等も、
宿舎に戻ったら涼しい顔でこう言え
「楽しくカラオケしてただけです」ってな
そうすりゃだ〜れも傷つかねぇ
東京に戻ったらまた皆で遊ぼうぜ
楽しい旅行の記念写真でも見ながら…なァ」
伝道師さんがそう言って
私のネクタイを外そうとすると、
奥のドアがギィっと開いた。
「お、来た来た
うちの撮影スタッフかご到着だぜ」
だが、
出てきたのはボコボコの人
その後ろには
「皆！！」
茅野さんが叫び
はっきりと分かった
助けに来てくれたと。
何故か久しぶり
会ったような感覚とともに
安心感がよぎった
．
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とろろ丸(酸素@)(プロフ) - 黄名子もちさん» ありがとうございます！キャラが曖昧なのですが、そう言ってもらえて嬉しいです笑更新頑張ります！ (2016年10月22日 15時) (
レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
黄名子もち(プロフ) - こういうの大好きです。猫葉ちゃん可愛い！更新頑張ってください、応援してます♪ (2016年10月22日 15時) (レス) id: cc2176262f (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(酸素@)(プロフ) - 赤紅葉さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年10月19日 22時) (レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
赤紅葉 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2016年10月19日 18時) (レス) id: 4fdd9234c8 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(酸素@)(プロフ) - ＲaNaさん» ですよね！私律だけは見方につけておかなければと察知いたしまして笑 (2016年10月7日 23時) (レス) id: 2db22c4550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とろろ丸(酸素@)1 | 作成日時：2016年9月23日 16時
