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シ「いや、まぁ期待していたものとはだいぶ違ってはいたけどさ、これはこれで面白かったわ。」
ン「うんうん、なんともAらしいエピソード。」
「一体どんなものを期待していたのやら…
で？そのマサイくんと、あとダーマは？
来ないんだっけ？今日のこのシルクんちの宅飲み会。」
シ「ダーマは仕事終わったら来るって。
マサイも今してる作業終わったから来るってラインが来
てたからそろそろ来んじゃね？」
そういってシルクはビール片手にもう片方の手でラインのトークを確認していた。
彼等は私の中学からの幼馴染である。
とは言っても、何人かは小学校から知り合いという人の方がほとんどだけど
私はそんな彼等と共にYouTubeという、誰もが知っているだろう動画共有サービスで活動している。
いわゆるYouTuberというものであった。
最初の方はなかなか視聴回数が伸びなかったり、
ファンも少々くらいだったりと人気チャンネルとはほど遠かったが
血が滲むような努力をし続けた結果、今では有名なチャンネルへと成長した。
私も最初の方はあまり動画に出ることがなく、
副業や友人とのお遊びの感覚でやっていたが、今ではもうすっかりこれが本業になってしまっていた。
まったく、人生何があるか分からないものだ
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作者名：港 | 作成日時：2022年12月7日 3時
