･ ｰ岩泉sideｰ ページ39
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青城祭2日目。
昨日かくれんぼ極めすぎたせいでシフトを外された俺は、1日空きになったもんで、花巻と一緒に校内を見て回ることにした。
まずは3組のお化け屋敷に行きたい、と言い張る花巻。
けどいざ入ってみたら、ビビりまくりで叫び散らかしてた。
なんなんだこいつ。
クオリティ高ぇなー、と思いながら進んでいくと
── 途中で飛び出してきた血まみれの女。
花「まぁじ怖ぇ…って、アレ？Aちゃん？」
「え、Aか」
…Aがいつもと違ったのと、昨日のぐああが蘇ったのとで頭がうまく回んなくなってたところで
花「すまん！…あとは2人で回ってくれ！」
花巻が消えた。
Aは俺と回って楽しいのか？
俺より誰か他のやつと回った方がいいんじゃねえか？
と思ったけど、
ウダウダ考えてても仕方ねえ。
「──── Aが良ければ、…一緒に回ろうぜ」
断られるだろうと思ってたから
A「わ、私も一緒に回りたい、…岩泉くんと」
予想外の返答に面食らってしまった。
── 人混みの中、埋もれかけてたAにシャツの袖を掴ませて歩いた。
時々触れるあいつの手をなんか意識しちまって、、
……変だぞ今日の俺。
体育館のステージを見に行くと、3年生らしき男女が歌を披露するところだった。
それは聞いたことない恋愛の曲だったけど、そういうのにめっぽう疎い俺にもなぜかスッと入ってきた。
「…いい歌だな」
A「、そうだね、」
隣に立つAの表情は見えなかったけど、なんだか元気がない気がして
「(…やっぱ俺といても楽しくねーかな、)」
心に少しだけ影が差した。
そんな気持ちのまま、体育館を出ようとしたところで
男「あれ？岩泉じゃん」
……厄介な人に捕まっちまった、
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風花 - めっちゃいいお話ですね推しがテーマでキュンキュン×２でした (12月10日 19時) (
レス) @page46 id: e49a6fb07b (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 初めまして美羽です一目惚れでした。読みました続きを楽しみにしてます！ (10月11日 1時) (レス) @page13 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心晴 | 作成日時：2023年10月6日 0時
