＊ 白 の 悪 党 ＊ White Rascals

◇ ページ40

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『 …ん、… 』






激しい頭痛と共に目が覚める。






KOO｢ …っ！A！！ ｣






目の前にKOOの泣きそうな顔。






『 …近い、(笑) 』



KOO｢ ROCKEY！Aが目を覚ましました！ ｣







KOOが部屋から出ていくと


大好きな人の声が聞こえた。


ROCKEYが部屋へやってきて、


思いっきり抱きしめられた。








ROCKEY｢ …A…っ、 ｣



『 ROCKEY…！ 』



ROCKEY｢ ごめんな…。

本当にごめんな…っ ｣







もう大丈夫、って背中を心地よいリズムで叩いてくれる。




今まで我慢してた涙が溢れて止まらなくなった。






『 …怖かった…っ、
もう、ダメなんじゃないか…って… 』



ROCKEY｢ ごめんな…、

……雨宮に、感謝しねぇとな… ｣






その言葉に驚いて １度ROCKEYの腕から離れる。






『 知ってたの…？ 』



ROCKEY｢ あの距離で気付かないわけねぇだろ。
抱きしめてんのか、抱きしめられてんのかよくわかんねぇのも見てたぞ ｣



『 あれはっ、お礼にギュッてしてって言われたから… 』






結果抱きしめられたけど。






『 …みんなは…？ 』



ROCKEY｢ 表で待ってる。……行くか、 ｣



『 …ちょ、下ろしてっ！ 』



ROCKEY｢ ダメだ ｣







ROCKEYにお姫様抱っこされて、


表のダンスフロアまで連れていかれた。








KIZZY｢ ！ あら〜！！

顔真っ赤にしちゃってアンタ！！ ｣



KAITO｢ …そういうことか、(笑) ｣





AIZAWA｢ …A〜ッ！！(泣) ｣



BITO｢ …ごめんなぁ〜！(号泣) ｣



ENARI｢ …ｸﾞｽﾝ (泣) ｣



SHIMURA｢ …よがっだぁぁぁ(号泣) ｣





『 …泣きすぎ…、(苦笑) 』






みんなそれぞれのリアクションで迎えてくれた (笑)







『 …KOO、泣いてる…？ 』



KOO｢ …泣いてませんからっ、 ｣






潤んだ瞳で否定された (笑)






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ROCKEY｢ …A、 ｣



『 ん？…っ、 』








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＿＿＿＿ おかえり。愛してる。




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