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相葉｢ねぇ、リーダー｣
｢ん？｣
相葉｢………男同士ってそんなにダメなのかな｣
｢……えっ、｣
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思いもしない言葉にコーヒーを持っていた手が止まった
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相葉｢翔ちゃんも……松潤も……、
好き同士なのに一つの壁のせいでこんなにも傷つけ合って、辛い想いして。
恋愛が男と女が普通。…………なんて、そんなの絶対おかしいのに…｣
｢……相葉ちゃん、｣
相葉｢……………やだよ、俺…
メンバーがこんなに近くで苦しんでるのに何も出来ないなんて…………やだよ、｣
ポロッと、
相葉ちゃんの瞳から一粒の雫が落ちた。
自分の手を強く握る彼の片手は小さく震えてて。
その手を上から優しく被せることくらいしか、俺にはできなくて。
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相葉｢……翔ちゃん、俺が全部悪いって…｣
｢…………ん、言ってたね｣
相葉｢……っでも！｣
｢…うん、分かってる。………誰も悪くない｣
相葉｢…………っ、リーダー…｣
.
｢…………大丈夫。
翔ちゃんと潤なら、大丈夫。
だからこういう時こそ、俺と相葉ちゃんとニノで２人の事を支えてあげよう｣
相葉｢…………うんっ、｣
大好きな２人の明るい未来の為なら。
俺らなんだってするんだからね？
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作者名：じゅりあら
| 作成日時：2021年6月24日 20時
