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体を流し終えて、潤ちゃんと向かい合わせになるようにして俺も湯船に浸かった
結構良いホテルだから二人くらいは湯船に浸かれる
…なんだけどね？
ある程度の身長がある男二人が入れば、まぁ密着はするわけ
ぎゅっ
｢んふふ、狭｣
｢狭いね〜｣
当たり前に目の前にいる潤ちゃんを俺の膝に座らしてハグ。
なかなかハレンチな状態だなこりゃ
｢やば、この体制興奮しちゃう｣
｢…むっ、無理だからね？明日もあるんだからね？｣
｢えー……いいじゃーん…｣
｢むりむり！腰砕ける！｣
なんて、
頬っぺ赤くされたら余計興奮しちゃうってこと、気づいて欲しいんだけどなぁ…
無自覚さんな小悪魔には分からないんだろうけど
｢せめてキスさせて？｣
｢まぁキスまでなら……っん、｣
言い終わるまで我慢も出来ず後頭部に手を回してキスを落とした
角度を変えて、何度も。何度も。
｢んんっ…まー…っ｣
途切れ途切れに聞こえてくる高い声が俺の鼓膜を震わして
あーあ、
ほら。
潤ちゃんのせいだよ？
｢ごめん、潤ちゃん。俺我慢できそうにないわ｣
｢…まっ……！｣
なんて、
今日も言い訳を添えちゃって。
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作者名：じゅりあら
| 作成日時：2021年2月10日 19時
