GREEN �� ページ5
．
ぎゅ
｢メリークリスマスっ｣
｢おっ…と、｣
ソファで携帯を触っていた俺に抱きついてきたのは可愛い可愛い恋人くん
構って欲しいのかな？
あー…お尻にフリフリしてるしっぽが見える(笑)
｢かわい、｣
いやほんと。
可愛くて仕方ない
なんてデレデレしながら頭を撫でてると突然潤ちゃんは体を起こしてスタスタ走っていった。
寝室に行った潤ちゃんは一分くらいで帰ってきて、手には大きな紙袋があった
｢潤サンタから、まーにプレゼントで〜す｣
……ああ、
やっぱ、めちゃくちゃ可愛い
ぎゅ
｢…………ねえ、なんでそんな可愛いの｣
部屋着だった潤ちゃんは The･サンタな赤い衣装を着ていて。
頭には小さなサンタ帽子が着いてて。
外れそうになってる白い髭だって。
．
．
．
わざわざこれ買いに行ったの？
俺の為に？
潤ちゃんの事だから買うの絶対恥ずかしかっただろうに
“ 俺の為 ” ってこんな気持ちいもんなの？
．
｢も、プレゼント渡せないじゃん、ふふ｣
｢背中に手回ってんじゃん｣
｢…クセだし｣
｢なんなのその可愛いクセ｣
｢………もう、何度可愛いって言えば済むの？｣
｢……何照れてるの？………おわ、耳赤。顔見せて｣
｢ムリ｣
ほら、また可愛いじゃん
．
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作者名：じゅりあら
| 作成日時：2020年11月20日 18時
