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潤ちゃんの腕を引いて、俺の膝の上に向かい合わせに座らせた
どこを見たらいいのか分からないとでも言うように目線をさ迷わせる潤ちゃんに、
『こっち見て』
って一言を零すと、素直に俺の方に目を向けた
「潤ちゃんから、キスして？」
「…………っ目、瞑って、？」
「…はい」
言われるがままに目を瞑ると、小さな深呼吸が聞こえた後に唇に降ってきた感触。
弱々しい所さえ、可愛いんだ
ずるいね
まぁそんなことを思っていれば
当たり前に手は後頭部にいくもんで
「んっ…」
トントン。と唇を舌でノックするとゆっくり開いて、それを合図に舌を侵入させた
「……っふ、…」
薄らと目を開けると、頬が紅潮してる彼がいた
息が上がって、頬がどんどん赤くなる潤ちゃんはもうめちゃくちゃに可愛くって。
「…………こんな可愛い顔、見せていいのは俺だけだからね？」
「…ふふ………まー以外には、こんな俺…見せたくないよ…」
「……もう、ほんと可愛い」
俺からの独占欲さえ、
貴方はニコニコした顔で受け止めてくれて、
愛おしいがすぎる
「ちょっと怒ってたの、どっか吹っ飛んだけど…？」
「……ほんと？俺にとっては良かった(笑)」
「ばか、(笑)ふふ」
「すきだよ、まー」
「……もう。ほんと俺使うの上手いんだから。
．
俺も好きだよ」
また今日も、君に悶えて
．
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作者名：じゅりあら
| 作成日時：2020年11月20日 18時
