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GREEN �� ページ39
．
「まー…、あの……ほんとに見に行ったの？」
「うん。見たよ」
そう即答すると焦ったような顔をした潤ちゃんがゆっくりと視線を落とした
「いっぱいキスしてたね？」
「…………っ、」
「俺以外の人と、いっぱい」
隣にいる潤ちゃんの頭を撫でながら話していると不意に服の袖をギュッと握られた
「あの、ね？ほんとに俺何も思ってないよ？まー以外にはドキドキとかも全然しない！」
「…ふふ、当たり前じゃん」
もししてたら、
俺ほんとどうしちゃうか分かんないよ。
．
「でも……
やっぱ、嫌だね。」
ラブストーリー…
何度も見てきたけど、
やっぱり慣れない。
しかもベットシーン……なんて、尚更ね
「俺以外が潤ちゃんの首に手回してんのも、
俺以外が潤ちゃんのあんな表情を近くで見て、
俺以外が、
潤ちゃんのここにキスしてんのも。」
一人で見に行ってよかった。
そう思うくらい、
顔がとても怖いことになっていたと思う
「……ま…あ、」
「俺のなのにねぇ。」
俺が頬を撫でる度にピクつく所も可愛い。
「どこから上書きしようか？」
．
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作者名：じゅりあら
| 作成日時：2020年11月20日 18時
