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RED �� ページ3
．
｢ふー………疲れたあ｣
｢お疲れ様。今年もすげー演出をありがとうな｣
｢わっ、なに急に。ふふ｣
｢あんま言う機会無いしさ｣
｢ありがとうね嬉しい｣
ホテルのベットで横に寝転ぶ彼は数時間前までドームでキラキラのアイドルをしてた人
って俺も一応そうなんだけどね。
キャーキャー言って貰えるのはやっぱ嬉しいし、
潤が歓声を浴びてるのも俺までドヤってしちゃうけど。
．
｢おいで｣
ぎゅ
｢ん………｣
｢今は、アイドルじゃなくて俺だけの潤になって｣
｢じゃあ翔くんも…
．
俺だけの王子様に戻って？｣
なんて二人で甘い、熱い視線を絡めて
お互いがお互いに触れて。
｢何万人も幸せにしちゃう潤もいいけど、俺だけに幸せにされちゃう潤も良いね｣
｢ふふ、俺幸せ者じゃん｣
｢お姫様の事は責任をもって幸せにしないとね｣
｢さすが王子、｣
って二人でクスクス笑って。
これこれ。
一番幸せな時間
．
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作者名：じゅりあら
| 作成日時：2020年11月20日 18時
