紫にサザンカを。【ars】 (ページ12)

今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:96,703 hit

･ページ12

．

｢あっ……しょ…くん………やぁ、｣

｢……嫌そうじゃないけど？｣

｢むりっ…んぁ……激しっ…｣

酔いと俺からの刺激でどんどん紅潮していく潤は耐えるようにベットのシーツを握ってて。

その手を俺の手で被せるように指を交差にして絡めて。

甘い声を塞ぐように潤の口におれの口を押し当てる

｢んんっ……ふ…｣

潤の口からどちらのか分からない唾液が流れていって、それを追いかけるように首筋にも唇を滑らした

｢まじ、止まんねえ｣

余裕の無い雄の俺の声

｢…………っ明日、朝から…んっ、仕事…｣

｢知ってる｣

お前の事で知らない事なんて、ない

｢……………んぁっ……まじ…歩けなくなるっ｣

｢……そうさせようとしてるんだから当然｣

誰かが大人げない。と、

そう言ってくるような気がしたけど聞き流すように目の前の潤だけを脳内に埋め込んでいく

｢そんでそのまま｣

俺の愛は、

重いのかな

……でも

｢……俺っていう籠に、閉じ込めていい…？｣

そうさせたのは、潤だ

．