... ページ17
「では、選手宣誓をサントリーサンバーズ柳田選手、久光製薬スプリングス坂本選手です」
マサくんと2人で手を挙げて宣言する予定だったんだけど
「ハツラツプレーで力いっぱい楽しくプレーすることを、、、
えっと、、」
あんだけ練習したのにまさかのまさか、ど!わ!す!れ!
挙げ句の果てにはマサくんがAパスとか言ってくるし!
『えっと、こんなグダクダな感じで始まりますが、
せ、選手一同一生懸命頑張ること、』
『「誓います」』
最後は2人で顔を見合わせて終えた。
拍手をもらってそれぞれの場所に戻った。
.
「見事にミスったな」
山内よ、お主は予言者か?
『もーさっきの場面絶対テレビに取り上げられる』
「いいじゃんテレビー」
『深津さん勘弁してくださいよーー』
.
第一競技のトスリレーが終わり次は大縄跳び
縄を回してくれるのは深津さん兄弟
身長的に私は一番端を飛ぶことになった
「では、同じチームの山内選手からエールをお願いします!」
「えーっと、おチビちゃん足引っ張らないように」
『むかつくーーー!』
「誰も坂本選手とは言ってへんけどね!反応してしまった坂本選手の負けですね」
くっそ〜と思いながら自分の飛ぶ位置に立つと、チームレッドの一番前に座ってるマサくんと目があった
口パクでなんか言ってる、、?
「が ん ば れ よ」
私これから世界中の誰よりも頑張れそう。
単純とでも言うがいい。
そして、マサくんの応援あってか65回で2位につけた。
「いや、チームイエロー大健闘ですよ!!
坂本選手どうでしたか?!」
『いや、あのっ、
ただただ疲れました』
「正直でよろしい。だってね?
小さなプリンセスがどんどん小さくなってってその内いなくなるかと思いましたもんね?大林さん?」
「本当に坂本選手よく飛んでましたね〜!
ちょっと柳田選手に聞いてみましょう!」
マサくんにインタビューとなった瞬間会場がざわつき始める
「坂本選手いかがでしたか?」
「えー、彼女は敵チームなんですけど頑張って飛んでてなんか応援したくなりましたね。
子供が頑張ってる感じがあって」
『えーー!子供!?私だって大人の女なのに〜!』
「もーAうるさい」
『黙りまーす』
「柳田選手と坂本選手の夫婦満載が終わったところで次の競技に移りましょう!」
そう言われた瞬間2人で顔を見合わせて笑ったのをネタにされたのは言うまでもない。
_
続きます
350人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みずき(プロフ) - はじめまして!ギャグ調…というか日常な感じで、石川くんの彼女設定で、西田くんと石川くんを巡ってのバトルが読みたいです(笑)柳田くんも出てきたら嬉しいです!お手すきの際よろしくお願いします! (2019年10月17日 22時) (レス) id: 8a2a6974ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わし | 作成日時:2017年9月9日 1時