なんか私売られるそうです（） (ページ4)

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あー頭がんがんするだる

とりあえず周りを確認しよう

目を開け、そこにいたのは髪の毛カラフルな人達だった

あっこれ梵天じゃね。そう気づくのに時間はかからなかった

白髪の目の死んでる人名前が、えっと、

『佐野万次郎？』(ボソッ

春「気軽にボスの名前呼んでんじゃねぇーよ」

蘭「あっ起きた〜？」

あー、拉致られてるかんじね

それにしてもピンク髪地獄耳かよ

『私に何のようでしょうか？』

ココ「あの金どうやって集めた？」

『それなりのやり方で集めました』

ココ「何年かかった？」

えっなにこれ誘導尋問？面倒くさい。まだ依頼終わってないし一刻も早く帰りたい

はぁ、やるか、

隠していたナイフを取り出し紐を切る

そして誘導尋問してきたやつを人質に取る。幹部なんだからそう見捨てられはしないだろう

春「は？」

さすが私幹部あんぐりの早業(真顔)
そこで今まで一言も発さなかった佐野万次郎サンが

万「…何者なんだ」

と聞いてきたのでいつもの営業スマイルで

『夜空の星屑Aと申します。ご贔屓に』

と答えた。すると人質にとっていた男が困惑しながら聞いてきた

ココ「は？あの夜空？情報屋の？」

『そうですよ。梵天とはお話してみたかったので丁度いいですね』

全くの嘘である。できることなら一度も会いたくなかった。まぁこうなってしまったならしょうがない

『取引しませんか？』

万「取引…？」

『梵天が欲しい情報は調べます。なので貴方たちは私に手を出さない、協力関係を結びましょう』

佐野万次郎サンは暫く考えてから

万「契約書はこっちが用意する…」

『連絡先この人に渡しますねではまた』

長い間人質にしてごめんなさいと思いながら

その人に連絡先を渡して消えることにする

倉庫を出て隠していたスマホで位置情報を確認する

は？え？かなりとうい遠いところまで連れて行かれたらしい

はぁ、ほんとに最悪今日はついていない

途中でタクシーを拾って家に帰った

布団はとても暖かく泥のように寝た